乳幼児がいる家庭の災害備蓄用品と保管場所や注意点

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台風や地震など、日本では災害がたくさん起きますよね。

警戒レベルの見直しが行われ、災害に対する危機意識が高まった方も多いのではないでしょうか?

赤ちゃんや小さな子どもがいる家庭では、
「いつでも避難できるように災害備蓄用品を用意したいけど、何を用意すればいいのか分からない。」
「あれも持って行かなきゃ、これも持って行かなきゃと思っていたら、荷物が多くなった。」
と悩んでいらっしゃるお母さんも多いと思います。

そこで、乳幼児がいる家庭が用意するべき災害備蓄用品を紹介します。
また、災害備蓄用品のおすすめの保管場所と注意点も紹介するので、保管場所に悩んでいらっしゃる方は参考にしてください。

 

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乳幼児がいる家庭の災害備蓄用品

乳幼児がいる家庭の災害備蓄用品をみていきましょう。

食事関連

粉ミルク、液体ミルク

一度開封した粉ミルクは一ヶ月以内に使い切らなければいけませんが、もちろん、未開封であれば、消費期限まで使えます。

普段飲ませているミルク缶とは別に1缶用意しておきましょう
2缶以上のまとめ買いでお得に買うことができたり、お尻ふきシートがおまけに付いていたりするキャンペーンがあるので、上手に活用してください。

また、粉ミルクに比べると重く価格が高くなりますが、調乳の必要がない液体ミルクを用意しておけば、万が一断水しても、赤ちゃんにミルクをすぐに飲ませることができます。


普段、ミルクを飲ませずに、母乳のみで育てているお母さんは「ミルクは必要ない」と思うかもしれません。
しかし、思うように食べられずに栄養不足になったり、ストレスがたまったりすると、母乳が出なくなり、ミルクを使うお母さんも少なくありません。

また、ミルクは離乳食づくりにも活躍します。
支給されるパンは赤ちゃんには固過ぎますが、ミルクを入れた容器にパンを浸せば、赤ちゃんでも食べられるパンに変身します
万が一に備えて、ミルクを用意しておきましょう。

離乳食

離乳食が始まっている赤ちゃんであれば、月齢に合わせた、温める必要がない(開封してそのまま食べられる)離乳食を用意してください。

パウチや瓶に入ったもの、プラスチックのカップに入ったものなど、離乳食の容器もさまざま。

普段は赤ちゃんをヘビーチェアに座らせて食べさせているとしても、避難所にはベビーチェアがありません。
片手で抱っこして、もう片手で赤ちゃんに食べさせられるように、お母さんが食べさせやすい離乳食を選びましょう。

食器

災害時に支給される食事はおにぎりやパンなど、食器を使わない食べ物が多いです。
離乳食用の食器や哺乳瓶などが支給されることはほぼありません。

離乳食用の食器はもちろん、デザートスプーンなど、赤ちゃんの口のサイズに合う食器であれば、離乳食用の食器でなくてもかまわないので用意しておきましょう

また、哺乳瓶は使用したら、洗剤で洗って消毒しなければいけませんよね。
避難所に消毒用品があるとは限らないので、消毒がいらない哺乳瓶を用意しておくと安心です。

私のおすすめは、「chu-bo! チューボ おでかけ用ほ乳ボトル 使い切りタイプ」です。

洗ったり、消毒したりせずに使える使い捨ての哺乳ボトル。
ボトルに目盛りが付いていたり、乳首から出るミルクの量を調整できたりと、普段と同じように赤ちゃんにミルクを飲ませられるように工夫されています。

chu-bo! チューボ おでかけ用ほ乳ボトル 使い切りタイプの口コミ
不測の事態にとても助かります!
災害用に購入し、1つカバンにも入れていたのですが、不測の事態に大変助かります!

ミルクや飲み物は出先で買えますが哺乳瓶は消毒しないと使えないので、これをひとつカバンに入れておくとお出かけが長引いてしまっても安心です。

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帰省時にも重宝します
帰省後の渋滞に巻き込まれてしまい車内でミルクを作りましたが衛生的に作ることが出来、またしっかりと飲んでくれたのでオススメです。

災害用に常備しておくのも良いかと思います。

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着替え


赤ちゃんは体温調節機能が未熟なので、汗をかきやすいです。
汗をたくさんかいているのに、服を着替えなければ、あせもなどの肌トラブルを引き起こすおそれがあります。
汗をかいたら着替えられるように、肌着を複数枚用意しておきましょう

オムツ関連

オムツ


赤ちゃんの成長は早いですよね。
あっという間に身長が伸び、体重が増えます。
備蓄用品を用意してから数ヶ月経つと、オムツのサイズが合わなくなる可能性が高いです。

備蓄用品としてオムツを用意するという考えではなく、普段使いのオムツを予備で用意しておくという考えをもっておけば、オムツのサイズがアップして、備蓄用品のオムツがキツくなったという事態を避けられます。

また、粉ミルクと同じように、オムツも2パック以上のまとめ買いでお得に買うことができるキャンペーンがあるので、上手に活用しましょう

お尻拭きシート


水道やガス、電気などが停止すると、入浴できません。
大人の皮膚に比べて子どもの皮膚は薄く、一日入浴できなかっただけで、お尻がかぶれてしまう場合があります

オムツを交換する度に、お尻拭きシートで拭いてあげると、皮膚を衛生的に保てます。

水道が停止すると、手を洗うこともできません。
トイレを利用した後や食事前など、手を洗いたいけれども洗えない場合に、お尻拭きシートで手を拭くことができます
お尻拭きシートは水分を含んでいるので重さがありますが、多めに用意しておくといいですよ

衛生用品

ガーゼ


食後に赤ちゃんの口元を拭いたり、濡らしたガーゼで赤ちゃんの顔の汚れを拭き取ったりと、ガーゼはいろいろな場面で使えます。
大人のハンカチ代わりにも使えるので、複数枚用意しておきましょう

爪切り

赤ちゃんの肌はモチモチで柔らかいので、大人に比べて爪が肌にくい込みやすいです。
伸びた爪で肌を傷つけないように、爪をこまめに切ってあげる必要があります

タオル


避難所に冷暖房が完備されているとは限りません。
冷暖房が完備されているとしても、避難者一人一人が心地良く感じる室温に調整するのは難しく、また、停電していれば、冷暖房を使うことができません。

タオルはお風呂上がりに水気を拭き取るのに使えるのはもちろん、タオルケット代わりにもなります

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災害備蓄用品のおすすめの保管場所と注意点

災害備蓄用品のおすすめの保管場所と注意点をみていきましょう。

おすすめの保管場所


災害備蓄用品は重くて、かさばります。
また、すぐに使うことになるかもしれませんし、何年も使わなくて済むかもしれません。

しかし、保管するのにスペースを取るから、使う予定がないからといって、収納スペースの奥や2階に備蓄用品を置くのはやめましょう
いざという時に、収納スペースの手前の荷物を出したり、2階に取りに上がったりしている時間はありません。

避難する時に使うのは、1階にある玄関。
玄関に近い収納スペース(靴箱など)に入れておくと、避難する時に持ち出しやすいですね

注意点

災害はいつ起きるか分かりません。

だからこそ、いつでもすぐに避難できるように備蓄用品を用意するべきなのですが、避難が必要な災害に遭わなければ、用意した備蓄用品はどんどん古くなってしまいます。

特に注意したいのは、食べ物や飲み物の賞味期限や消費期限、医薬品や日用品の使用期限切れです

水や乾パンなど、備蓄用品としての食べ物、飲み物の賞味期限、消費期限は比較的長いですが、期限が切れてしまうと、口に入れるわけにいきませんよね。

大人ならまだしも、内臓機能が未発達の小さな子どもが口に入れると、腹痛などの症状を引き起こすおそれがあります。

また、使用期限が切れたうがい薬などの医薬品、カイロなどの日用品も体調を崩したり、火傷したりするおそれがあります。
災害時に病院を受診するのは難しいので、賞味期限、消費期限、使用期限が切れた備蓄用品を使うことがないように、備蓄用品を定期的に見直し、期限が切れた備蓄用品は新たに購入して入れ換えるようにしましょう

期限が切れる前に、日常生活で使い切ってしまえば、「せっかく買ったのに、使わずに捨てることになってしまった!」と後悔せずに済みますよ。

また、女性が持って避難できる荷物の重さは10kgといわれています。
赤ちゃんが5kgだとしたら、あと5kgしか持てないんです。

「備えあれば患いなし」といいますが、用意した災害備蓄用品を災害時に持つことができなければ焦ってしまいますよね。

紹介した災害備蓄用品は乳幼児が使う物だけです。
お母さん、お父さんが使う物は含まれていません。
家族全員の災害備蓄用品の重さを測ったり、災害備蓄用品を入れたリュックを背負って、赤ちゃんを抱っこしたりするなど、避難訓練をしてみるといいですね

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まとめ


乳幼児がいる家庭が用意するべき災害備蓄用品、おすすめの保管場所と注意点を紹介しました。

離乳食は賞味期限が切れると食べられません。
また、オムツはサイズが合わなくなると使えません。
災害備蓄用品を定期的に見直して、口に入れられなくなったもの、使えなくなったものは新たに購入するようにしましょう。

乳幼児を抱えて、重い災害備蓄用品を背負って避難するのは大変です。

普段の生活を振り返り、最低限必要な物を持ち出せるように用意してくださいね。
 
 

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