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赤ちゃんに哺乳瓶でミルクを飲ませたら、次に使うまでにその哺乳瓶を消毒しなければいけませんよね。
何故、哺乳瓶を消毒しなければいけないのでしょうか?いつまで消毒すればいいのでしょうか?

哺乳瓶の消毒が必要な理由と期間、やめる時の注意点を紹介します。

 

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哺乳瓶の消毒が必要な理由


赤ちゃんの月齢が低ければ低いほど、一日にミルクを飲む回数が多いですよね。
子育ての合間で家事をこなさなければいけないお母さんの中には「ミルクを飲ませ終わる度に、哺乳瓶を洗って、消毒するのが面倒くさい。」と思っているお母さんも多いのではないでしょうか。

特に、夜中に寝室でミルクを飲ませて、赤ちゃんを寝かしつけた後に、台所で哺乳瓶を洗って消毒するのは大変ですよね。
マンションに住んでいると、水道の音が寝室まで響いたり、台所の照明が寝室まで届いたりして、赤ちゃんをせっかく寝かし付けたのに、また起きてしまって、ため息をついたことのあるお母さんもいらっしゃると思います。

なぜ、哺乳瓶を消毒する必要があるのでしょうか。
それは、哺乳瓶が雑菌の繁殖しやすい構造をしているからです。
哺乳瓶は瓶、乳首、乳首と瓶を繋げる輪っかで構成されています。

瓶を台所用スポンジで洗おうとしても、スポンジが瓶の底まで届きません。
哺乳瓶専用の洗浄ブラシが販売されていますが、ブラシが瓶を傷つけて、傷の中で雑菌が繁殖してしまう可能性があります。
また、乳首には小さな穴があいていて、穴の中を洗うのは困難です。
消毒すれば、瓶についた傷の中や乳首の穴の中で雑菌が繁殖するのを防げるんです。

哺乳瓶の消毒が必要な期間


哺乳瓶の消毒が必要な期間は、赤ちゃんが生後6ヶ月になるまでだといわれています。
というのも、生後6ヶ月になると、赤ちゃんに免疫力がつき始めるからです。

お母さんのお腹の中にいた時に、赤ちゃんはお母さんから免疫をもらいます。
生まれてすぐに風邪をひく赤ちゃんが少ないのは、お母さんからもらった免疫のおかげです。
お母さんからもらった免疫は当然徐々に減りますが、生後3ヶ月頃になると、赤ちゃん自身が免疫力をつけ始めます。
生後6ヶ月になる頃には大人の半分程度、1歳になる頃には大人の4分の3程度の免疫力がつくといわれています。

また、個人差はありますが、一般的には、生後5ヶ月から離乳食を開始し、食べ物に含まれる雑菌を体内に取り込み始めます。
哺乳瓶は消毒できても、食べ物は消毒できませんよね。

そのため、免疫力がついている、また、雑菌を体内に取り込み始める生後6ヶ月になったら、哺乳瓶を消毒しなくてもいいと考えられているのです。

もちろん、生後6ヶ月を過ぎたからといって、哺乳瓶の消毒をやめる必要はありません。
お母さんが面倒くさいと感じなければ、消毒し続けてもかまいません。
特に、雑菌が繁殖、増殖しやすい梅雨や夏場、赤ちゃんの免疫力が下がりやすい冬場などは、生後6ヶ月を過ぎていても、哺乳瓶を消毒したほうが安心です。

また、消毒が必要なのは、哺乳瓶だけではありません。
生後6ヶ月になる前に使うおもちゃなども消毒する必要があります。
布製や電子機器などのおもちゃは消毒できませんが、プラスチック製のおもちゃなど、消毒できるおもちゃは消毒しましょう。

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哺乳瓶の消毒をやめる時の注意点


先述したように、免疫力がついている、また、雑菌を体内に取り込み始める生後6ヶ月になったら、消毒をやめてもかまいません。
しかし、消毒をやめるぶん、丁寧に洗浄する必要があります。
哺乳瓶など、赤ちゃんが口に入れたものはよく洗って、しっかり乾かして、雑菌が繁殖しないように気を付けてください。

使い終わった哺乳瓶をすぐに洗わないと、唾液やミルクが哺乳瓶に張りついて、洗い落としにくくなります。
すぐに洗うのが難しければ、水に浸けて、できるだけ早く洗うようにしましょう。

~私の体験談~
私には子どもが2人いて、上の子は生後6ヶ月まで消毒しましたが、下の子は生後3ヶ月頃に消毒をやめました。
我が家では、上の子のおもちゃと下の子のおもちゃを分けずに、おもちゃ箱に全部入れて、2人がどのおもちゃでも遊べるようにしています。
上の子が遊んだおもちゃを、下の子が口に入れることがあるんですよね。
でも、下の子はお腹をこわしたことがありません。
なので「使い終わった哺乳瓶を食器用洗剤でちゃんと洗っていれば、消毒しなくてもいいかな」と思って、消毒をやめました。

私の友達で、4人の子どもを育てているお母さんは「毎回、消毒する暇なんてないから、生後1ヶ月で消毒をやめた!」と言っていました。

消毒をやめる時期は人それぞれ。
赤ちゃんが体調を崩さなければ、また、お母さんが消毒を手間だと感じるなら、生後6ヶ月まで無理に消毒を続けなくてもいいと思います。

まとめ


哺乳瓶の消毒が必要な理由と期間、やめる時の注意点を紹介しました。

哺乳瓶は洗いにくく、雑菌が繁殖しやすい構造をしているので、消毒をして、雑菌を繁殖しにくくする必要があります。
赤ちゃんに免疫力がつき始める生後6ヶ月まで、哺乳瓶を消毒するのが理想的です。
消毒をやめるなら、雑菌が繁殖しないように哺乳瓶をしっかり洗浄して、乾かしましょう。

消毒をやめてしばらくは、赤ちゃんの体調に気をつけてあげてくださいね。

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