2023年12月12日に日本テレビ系列で放送された、カズレーザーと学ぶ。
今回は、冷え性・乾燥肌・老け顔!冬の不調解決スペシャル!
- あなたの顔は冬で変わる!?頭蓋骨痩せで顔がたるむ
- 冬の乾燥肌&シミの意外な原因…気温15度以下で肌細胞の間に隙間?
- 最新研究で解った冷え性の4タイプ
冬の身体の悩みを解決する方法を紹介します。
対策を間違えると症状が悪化?
特に寒暖差の激しかった今年の冬は要注意!
正しい冬の過ごし方で、冬の不調を乗り切りましょう。
目次
たるんだ老け顔になる頭蓋骨痩せ
たるんだ老け顔に見える、顔のシワとたるみ。
このの元凶は、加齢で進行する「頭蓋骨やせ」が大きく関わっています。
頭蓋骨が痩せると、わずかに縮みます。
余った皮膚が垂れて、シワやほうれい線が目立って老け顔に!
そんな頭蓋骨痩せは、冬に一気に加速します。
人は、20歳をピークに骨を作る機能が低下して骨密度が下がります。
- まだ若いし。
- 私には関係ない。
そう思っている人こそ要注意!
冬の過ごし方で「老け顔」に大きな差が出ます。
骨密度は、季節によって変動します。
これは、かかとの骨密度です。
全身の骨と関りがあるので、頭蓋骨の変動とイメージしてください。
夏の骨密度を100とすると、冬は8%ぐらい減少します。
夏と比べて、冬は骨が10年ほど老けます。
3つの頭蓋骨痩せ対策を紹介します。
頭蓋骨瘦せとは
骨は、内側の海綿骨と言われるところのカルシウムが溶けてスカスカになると、外側で覆っている皮質骨が縮んでいきます。
この状態を、骨が痩せると言います。
これは加齢によって、カルシウムの吸収率が落ちて、戻りにくくなります。
骨が痩せるのは、女性の方が早く、男性は、女性よりも10年遅れて減少します。
骨密度は、20歳をピークに減少するものの約60歳までは、ある程度キープすると考えられていました。
ですが、近年アメリカの研究チームより、お顔のある部分の骨が、従来より20年ほど早く痩せ始めることが明らかに!
その骨が、アゴ!
全身の骨の中でも、最初に痩せるのは、アゴの骨。
腰の骨よりも、15年~20年も早い!
なぜかと言うと、口の中には、細菌が多いからです。
その細菌が、歯のまわりの骨を溶かそうと働くため、体内の免疫も菌を倒そうと頑張るので、アゴは他の骨よりも修復サイクルが早いので、痩せやすくなります。
口腔内の細菌は、歯磨きだけでは除去しきれないので、細菌が溜まりやすくなります。
歯磨きと併用して、マウスウォッシュなどを使うにしましょう。
あごの骨が痩せると、口元にシワができ、頬が垂れてブルドッグ顔になってしまいます。
他にも、目の周りも痩せやすい!
目周りの骨が痩せると、目の周りのくぼみが広がり、鼻の横と目の境目のところに、ゴルゴ線ができます。
そして、頬の骨がこけていと、ほうれい線が深くなっていきます。
3つの頭蓋骨痩せ対策
実は、骨密度は短期間で変わります!
骨痩せには、歯の嚙み合わせも大きく関わっています。
ズレるようなかみ合わせだと、横からの刺激に弱い歯根膜が広がり、骨を弱める結果に!
でも、時間がかかります。
そこで、誰でも簡単にできる対策を紹介します。
まずは、日光浴!
日照量不足による、ビタミンD不足によって、冬の頭蓋骨痩せがすすみます。
ビタミンDは、紫外線のUV-Bを浴びることで、体内で生成されます。
なので、冬は日照時間が短いので、ビタミンDの生成量が減ります。
- 夏は日陰で、30分
- 冬はひなたで、1時間
頭蓋骨痩せを防ぐ食材は、納豆!
カルシウム・ビタミンK・大豆イソフラボンは骨にいい。
特に、大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと化学式が似ています。
本来、エストロゲンを受け入れる受容体に、大豆イソフラボンが入り、骨形成してくれます。
1日1パック(50g)が目安です。
同じ大豆イソフラボンが入っている大豆や豆腐よりも、納豆がおすすめです。
発酵により、骨形成を促す、ビタミンKが豆腐の約150倍!
他にも、ガムを噛むのもいいです。
骨は圧や刺激が加わると、合成力がUPします。
噛むことが大事なので、グミでもOK!
口角上げも、効果的!
口角を指で押さえ、グッと上に引き上げるだけ!
その状態で、5秒キープしましょう。
1日、10回×3セット
骨と筋肉は繋がっています。
筋肉に圧をかけると…
骨にも力が加わります。
強制的に負荷を加えることで、骨の合成力もUPします。
寒暖差でシミや肌荒れに!
冬の肌荒れの原因は、湿度でなく○○が大きく関係していました!
それは、寒暖差!
また、肌荒れだけでなく、シミ・くすみにも繋がるWリスクに。
特に海なし県ではその要因が多いです。
明日からできる対策を紹介します。
寒暖差とは?
- 朝晩の気温差
- 室内と外の気温差
日本気象協会HPで、寒暖差肌荒れ指数を発表しています。
特に、海のない内陸部は要注意です。
寒暖差とシミの関係
表皮とメラノサイトを一緒に培養したもの。
- 温度変化のないもの
- 温度変化あり(37℃➡28℃➡37℃)
メラノサイトを見比べると、温度変化のあるものは濃くなっています。
この黒さは、シミの素になるメラニンの生成によるもの。
紫外線だけじゃなく、温度差もシミ・くすみの原因になります。
冬の乾燥肌&シミの意外な原因
冬の乾燥肌&シミの意外な原因…気温15度以下で肌細胞の間に隙間?
お肌が乾燥していると、お肌の上皮細胞が隙間ができます。
肌水分が飛んでしまいます。
お肌の水分を保持できず、逃げてしまいます。
重要なのは、トリップチャネル
細胞膜にある外部刺激を感知するタンパク質。
2021年にノーベル生理学・医学賞を贈られた「温度・触覚の受容体」の一つで、世界的に注目されています。
疲れていたり、精神的なストレスを感じたりすると肌のハリが失われたり、乾燥したり、毛穴が開いたりして肌が荒れます。
27種類それぞれ異なる湿度・刺激に反応します。
この中に、肌の温度を感知し、細胞同士をくっつけるように導くものがあります。
皮膚温が27℃で活性化!
気温が15℃になると、皮膚温が25℃くらいになって十分に働きません。
そうなると、菌が侵入したり、水分蒸発がすすんでしまいます。
- 早朝(特に4~5時)暖房のタイマーをセット
- 冷気が侵入する首周りを温める
- 冷気に触れる前に、フード・マスク・マフラーで覆う
- 地面から冷えが伝わるため、ブーツを履く
今までの対策は無意味!?冷え性の4つのタイプが判明!
冬の代表的な悩み、冷え性。
女性の半数は冷え性と言われてます。
手足の先が冷たくなって、手袋や厚手の靴下で温める…
そこに意外な落とし穴があります。
最新研究で解った、冷え性には4つのタイプがあり、それぞれの対策が異なります。
もしかしたら、今している対策は間違ってるかも…!?
冷え性のタイプとそれぞれの対策方法を紹介します。
4つの冷え性のタイプ
北里大学 漢方鍼灸治療センターの客員教授 伊藤剛先生
26年前より、冷え性外来に取り組み、冷え性研究をリード!
一定の室温や食事など、厳密な条件のもと
延べ200人の精密検査を実施!
結果、冷えのタイプが4つに分類されることを突き止めました。
- 下半身型:上半身に血流が集中➡頭がのぼせる
- 四肢末端型
- 内臓型
- 全身型
特に、今年は寒暖差が激しいので、冷えに注意が必要です。
人間の身体は、冬用と夏用に分かれています。
- 夏の暑い時期には、熱をドンドン放出して、体温の上昇を抑えます。
- 冬の寒い時期は、体温を守ってキープします。
熱い日が続くと、熱を逃がしやすい体のまま冬に入るので、体温を逃がしやすいままです。
なので、通常よりも冷えを感じやすくなります。
自分の冷えタイプを知り、適切な対策をとることが重要!
まずは簡単なチェック方法があるので、セルフチェックしましょう!
冷えタイプの簡単チェック方法
A~Dのなかで、1番多いものをチェックしましょう。
A 手:温かい 足:冷たい
B 手・足:冷たい
C 手・足:温かい
D 手・足:冷たいと言われる
A 顔・上半身にかきやすい
B あまりかかない
C 全身にかきやすい
D ほとんどかかない
A 顔・上半身にかきやすい
B あまりかかない
C 全身にかきやすい
D ほとんどかかない
A 普通
B 少なめ
C 多め
D 気持ち少なめ
A 足やふくらはぎ
B 手と足の指
C 下腹部や二の腕
D 全身
A 顔がほてる
B 腹痛や頭痛
C おなかにガス
D 寒気
- Aが多かった人:下半身型
- Bが多かった人:四肢末端型
- Cが多かった人:内蔵型
- Dが多かった人:全身型
冷え性のタイプ別とそれぞれの対策方法
冷えが続くと…
女性は、膀胱炎になりやすい
自律神経に働くので、体温を下げないように血流を落とします。
そうなると、心筋梗塞や脳梗塞になる恐れも…
冷え性とバカにせず、しっかり対策をしましょう。
下半身型の対策方法
足が冷えるからと言って足湯をしても、血流が良くなり余計に頭がのぼせるので、よくありません。
下半身が冷える主な原因は、お尻の筋肉のコリ!
デスクワークの方とかは、要注意!
原因のお尻の梨状筋をほぐすことが重要!
大きくかたいソフトボールにお尻をのせ、30秒ほど押しほぐします。
すぐに温かくなるので、効果実感が早いです。
四肢末端型の対策方法
胴の部分は温かいが、手足の先だけ冷えている状態です。
悪化すると、手足のシビレや頭痛に。
ダイエットで食事制限中の若い女性に多いです。
原因は、体温を維持する熱エネルギーが足りないこと。
脳が中心部の熱は逃がしたらダメ!と、熱を放出する手足の末端の血管を収縮させます。
結果、手足は氷のように冷たくなります。
脳をだますことが重要!
胴体全体を温めること。
脳が「こんなに体温揚がったら、熱をにがさなきゃ」と判断するまで、胴体を温めます。
そうすることで、手足の血管を緩めます。
- 裾・袖口から熱が逃げにくい長そでの服を着ること。
- 全身浴で、10分程度浸かれば、身体の芯まで熱が届きます。
内蔵型の対策方法
四肢末端型と逆。
アレルギーを持っている人に、多いです。
自律神経の交感神経が非常に弱い人です。
本来、身体の中心にとどめておく熱を過剰に放出してしまいます。
だから、体の表面は温かいのに、体の中が冷えています。
仙骨にカイロを貼って温める。
仙骨は、血流を司る交感神経が集中しているので、深部まで熱が伝わります。
全身型の対策方法
主に、運動不足や体力の低下で、体温保持力が低下に。
昼夜逆転生活もその原因です。
- 規則正しい生活
- バランスのいい食生活
食事や運動で熱を生み出しましょう。
まとめ
12月12日に放送された、カズレーザーと学ぶ。
今回は、冷え性・乾燥肌・老け顔!冬の不調解決スペシャル!
最新研究で解った新情報を元に、正しい対策方法を紹介しました。
特に寒暖差の激しかった今年の冬は要注意です。
冬の過ごし方でアナタの顔が変わるので、ぜひ!
正しい方法で、周りと差をつけましょう。