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赤ちゃんにミルクを飲ませたら、ゲップするように、助産師から指導を受けますよね。
何故、赤ちゃんにゲップが必要なのでしょうか?

また、赤ちゃんにゲップさせるのが苦手だというお母さんも少なくありません。
赤ちゃんのゲップの出し方にコツはあるのでしょうか?

赤ちゃんにゲップが必要な理由、ゲップさせる3つの方法、ゲップが出ない場合の対策を紹介します。

 

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赤ちゃんにゲップが必要な理由


私達大人も、飲み物を飲む時に、水分と一緒に空気を飲み込んでいます。
空気を飲み込んでいる意識や感覚はないと思いますが、コップと喉の間に空間ができるので、空気を自然と飲み込んでいるんです。
でも、ゲップが出るのは、炭酸飲料を飲んだ時ぐらいだという大人が多いと思います。
大人になると、正しい飲み方をできるため、飲み込む空気の量が少なくなるんです。
また、身体に不要な空気は血液中に溶けて、老廃物として排出されます。
そのため、大人は毎食後ゲップする必要がないのです。

一方、生後間もない赤ちゃんは正しい飲み方をできず、ミルクを勢いよく飲んで、空気をたくさん飲み込んでしまいます。
大人であれば、胃に空気がたまると、ゲップやおならとして体外に排出できますが、赤ちゃんは腹筋が弱いため、胃から空気を押し出して排出することができません。

胃に空気がたまった状態が続くと、赤ちゃんがミルクを吐いたり、胃に入るミルクの量が少なくなったりして、すぐにお腹が空いてしまいます。
胃に空気がたまった状態で授乳すると、ミルクを飲んでは吐いて、飲んでは吐いての繰り返しになり、授乳間隔が短くなります。
子育ては授乳するだけではありませんよね。
オムツを交換したり、寝付けない赤ちゃんを寝かしつけたりしなければいけません。

また、大人でもお腹に便やガスがたまると苦しいように、赤ちゃんもお腹が苦しくなるので、赤ちゃんの機嫌が悪くなり、泣き続けたり、うなり続けたりします。
赤ちゃんが泣いたり、うなったりすると、お母さんは赤ちゃんをあやしたり「体調が悪いのかな?」と心配になったりしますよね。

赤ちゃんの胃に空気がたまると、赤ちゃんの身体に負担がかかることはもちろん、お母さんの疲れやストレスがたまってしまいます。
ミルクを飲んだ後は、赤ちゃんにゲップさせて、胃から空気を排出してあげることが大事なのです。

ゲップさせる3つの方法


初めて子育てをする場合など、子育てに慣れていないお母さんは、産院で助産師がお母さんの代わりに赤ちゃんにゲップさせてくれるなどのサポートを受けていたかもしれません。
しかし、退院して帰宅したら、お母さんが赤ちゃんにゲップさせなければいけませんよね。
助産師のように、赤ちゃんに上手にゲップさせるにはどうしたらいいのでしょうか。

赤ちゃんにゲップさせるのには3つの方法があります。

赤ちゃんを縦抱きして、背中をさする

授乳する体勢には、横抱き、フットボール抱き、縦抱きなど、さまざまな体勢がありますが、赤ちゃんのゲップが出やすい体勢は縦抱きです。
私達大人でも、寝転んでいる時より、立っている時や座っている時など、上体を起こしている時のほうがゲップが出やすいですよね。

赤ちゃんをお母さんの太ももに座らせて、片手で赤ちゃんの首を支えて授乳します。
授乳が終わったら、そのまま向かい合った状態で、もう片手で、赤ちゃんの背中を下から上にさすります。
胃にたまった空気が下から上がり、ゲップが出やすくなります。

赤ちゃんを前傾させて、背中をさする

授乳が終わったら、赤ちゃんをお母さんの太ももに座らせて、を向かせます。
片腕を赤ちゃんの両脇に通し、赤ちゃんの上半身を前傾させ、もう片手で、赤ちゃんの背中を下から上にさすります。

赤ちゃんのお腹を肩に乗せて、背中をさする

授乳が終わったら、赤ちゃんを縦抱きして、赤ちゃんのお腹をお母さんの肩に乗せます。
もう片手で、赤ちゃんの背中を下から上にさすります。
赤ちゃんを担ぎ上げるため、また、赤ちゃんの顔が見えないため、このゲップの出し方に不安を感じるお母さんが多くいらっしゃると思いますが、このゲップの出し方が一番効果的です。
背中を下から上にさすることに加えて、赤ちゃんのお腹がお母さんの肩で圧迫されるので、ゲップがより出やすくなります。
赤ちゃんが万が一吐き戻しすると、お母さんの肩が汚れてしまうので、タオルやガーゼを肩に置いて、赤ちゃんを担ぎ上げましょう。

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ゲップが出ない場合の対策


授乳後は毎回赤ちゃんにゲップさせるのが理想的ですが、赤ちゃんが空気をあまり飲み込んでいない場合(ミルク育児に比べて、母乳育児は飲み込む空気が少なくなります。)などには、毎回ゲップが出るとは限りません。
赤ちゃんにゲップさせようと、お母さんが長い時間をかけていては、お母さんのストレスがたまってしまいます。

赤ちゃんの背中を5分程度さすっても、ゲップが出ないなら、赤ちゃんの顔を横向きにして寝かせてください。
上を向いて寝かせると、ミルクを吐き戻した時に、気道に詰まってしまうおそれがあります。
顔を横向きにして寝かせれば、気道に詰まることはありません。
ただ、布団や枕が汚れてしまう可能性があるので、赤ちゃんの顔の下に、ガーゼを敷いておくと安心です。

また、上を向いて寝かせたい場合には、赤ちゃんの上半身がお腹よりも高い位置になるように調整すれば、吐き戻しを避けられます。
ゆるやかな傾斜のある枕を赤ちゃんの上半身に敷いて寝かせてください。

私のおすすめの枕は
ベビー枕 斜面枕」です。

ゆるやかな傾斜で、赤ちゃんの頭や首、身体に負担をかけない枕です。
授乳後にすぐに寝かせると、ミルクを吐き戻ししやすくなりますが、この枕に赤ちゃんの上半身を寝かせれば、吐き戻しを防げます。
また、赤ちゃんの一般的な枕には滑り止めがついていないため、オムツを交換する時に、枕がシーツの上を滑ってしまいがちですが、この枕には滑り止めがついているので滑らず、枕に赤ちゃんの上半身を寝かせたまま、オムツを交換できます。

ベビー枕 斜面枕の口コミ

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上手にげっぷを誘発させてあげられないと、飲んだ物を吐き戻してしまうんです。
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軽い傾斜のついた、柔らかい枕は本当に助かりました。
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でもこの枕は面積が広いのではみ出す心配がなくて助かっています。
ミルクを飲ませて横にしても傾きがあるおかげでミルクが上がってくることもなくなって初めからこの枕を購入しとけばよかったな〜って思いました。
Amazonより

まとめ


赤ちゃんにゲップが必要な理由、ゲップさせる3つの方法、ゲップが出ない場合の対策を紹介しました。
赤ちゃんはミルクと一緒に空気をたくさん飲み込んでしまいます。
胃に空気がたまると、赤ちゃんがミルクを吐き戻したり、ミルクの飲みが悪くなったりして、すぐにお腹が空いてしまいます。
また、お腹が苦しくなるので、赤ちゃんの機嫌が悪くなり、泣き続けたり、うなり続けたりします。

授乳後は毎回赤ちゃんにゲップさせるのが理想的ですが、もし、ゲップが出ないなら、吐き戻しを防ぐために、赤ちゃんの顔を横向きにして寝かせてください。
また、上を向いて寝かせたいなら、赤ちゃんの上半身がお腹よりも高い位置になるように寝かせましょう。

赤ちゃんにゲップさせるのが苦手だというお母さんも少なくありませんが、赤ちゃんに腹筋がついて、自分でゲップできるようになるまでの辛抱です。
必要に応じて、傾斜のある枕を使ってくださいね。

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