赤ちゃんが生まれると、すぐに必要になるオムツ。
生まれて間もない頃は、新生児サイズのオムツを使う赤ちゃんがほとんどですが、一ヶ月健診を過ぎると赤ちゃんの身体の成長に差が出始め、新生児サイズのオムツを使い続ける赤ちゃんといれば、Sサイズのオムツを使い始める赤ちゃんもいます。
赤ちゃんのオムツのサイズが変わる前に、そのオムツを使い切らない限り、オムツが余ってしまいますよね。オムツが余って困っているお母さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
余ったオムツの使い道、オムツを余らせない方法を紹介します。
余ったオムツの3つの使い道
余ったオムツの使い道をみていきましょう。
1.下の子を出産するまで保管しておく
オムツには使用期限がありません。
下の子が産まれたら、布オムツを使わない限り、紙オムツを必ず買うことになります。
トイレに行けるようになるのは、早くても2歳頃。
よっぽど早く外れない限り、少なくとも、Mサイズまでは、オムツを使うことになります。
赤ちゃんをもう一人ほしいと思っているお母さんは、新生児サイズ、Sサイズ、Mサイズのオムツが余っても、捨てたり、売ったりせずに、保管しておくといいですよ。
2.親戚や友達にあげる
今後、妊娠や出産の計画予定がないお母さんは、赤ちゃんを育てている親戚や友達におむつをあげましょう。
赤ちゃんの月齢やオムツ一袋あたりの枚数にもよりますが、2週間に一度はオムツを買いに出かけているお母さんがほとんどです。
オムツ一枚だと軽いですが、枚数が多いと重く、また、かさばります。
赤ちゃんを抱っこしたり、ベビーカーに乗せたりしながら、片手でオムツを買って帰るのは大変ですよね。
赤ちゃんを育てている親戚や友達にオムツをあげると、経済的にも、肉体的にも負担が減るため、とても喜ばれます。
オムツをあげる前に、メーカーにこだわりがあるかどうか聞いておきましょう。
出産祝いを渡したいけれども、気を遣って、内祝いを用意してほしくない場合には、「未使用のオムツが余っているから、もらってくれると助かるんだけど、どうかな?」と軽く聞いてみましょう。
今まで使ったことがないメーカーのオムツで、「子どもがすんなり穿いてくれるかな?」と心配になりましたが、オムツに描かれているキャラクターを見て、子どもが「初めてのオムツだ!」と喜んでいました。
3.残った油の処理に使う
揚げ物など、料理で油をたくさん使った後の調理器具の片付けは面倒くさいですよね。
残った油をそのまま放置したり、排水口にそのまま流したりする方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
残った油を放置して、数日後に使うのは不衛生です。
また、油を排水口に流すと、排水口にぬめりがたまりやすくなって、ニオイがしたり、詰まったりしてしまいます。
実は、油の処理にオムツは最適。
おしっこやうんちをしっかり吸い取ってくれるオムツは、油もよく吸い取ります。
オムツの吸収面をフライパンや鍋に当てて、油を拭き取ってもかまいませんし、
調理器具にオムツを当てることに抵抗がある方は、牛乳パックにオムツを敷いて、牛乳パックの中に油を流し込んでください。
油を流し込み終わったら、オムツが油を吸い取っていることを確認して、牛乳パックごとゴミ箱に捨てられるので便利です。
オムツを余らせない方法
「そもそも、どうして、オムツが余るの?」と疑問に感じるお母さんも多くいらっしゃると思います。
私も「トイレに行けるようになっても、オムツをはかせて使い切ればいいじゃん」と思っていました。
でも、子どもがトイレトレーニングを始めてトイレでおしっこやうんちをできるようになったら、お母さんは子どもを大袈裟なぐらい褒めますよね。
子どもはお母さんから褒められるのが大好きです。
トイレができるようになってお母さんから褒められているのに、あえてオムツをはきたいと思う子どもは少ないです。
トイレトレーニングが完了するタイミングとオムツがなくなるタイミングがぴったり合わない限り、オムツは余ります。
2袋まとめて買うと安くなるオムツもあり、オムツをまとめ買いしたり買いだめしたりしがちですが、トイレトレーニングが終盤に近付いたら、オムツを一袋ずつ買うようにすることで、余るオムツの枚数を減らせます。
手間がかかりますが、オムツが余ると困る場合は、一袋ずつ買いましょう。
また、未開封であれば、オムツを返品したり、交換したりできるかもしれません。
一日15枚以上交換していて、精神的にも身体的にも余裕がない日々が続き、夫に「新生児サイズのオムツがすぐに足りなくなるから、多めに買ってきて!」とお願いしました。
夫は「これが一番お得だったから」と言って、段ボールに5パックも入った新生児サイズのオムツを買ってきました。
生後一ヶ月を過ぎ、子どもの体重がしっかり増えて体つきも変わってきた頃に、新生児サイズのオムツではキツいことに気付きました。
でも、新生児サイズのオムツを穿かせなければ、大量に余ってしまいます。
オムツを購入した店舗に返品できないか問い合わせたところ、袋が未開封であっても段ボールを開封していると、返品はできないとの返答でした。
それはそうですよね。5パックの特別価格で通常価格より大幅に安いので、使い始めてから返品されても、どのように返金すればいいのか、お店でも対応に困りますよね。
そこで、お店から提案されたのが、未開封の新生児サイズのオムツをSサイズのオムツに交換すること。
新生児、Sサイズ、Mサイズ、Lサイズと、オムツのサイズがあっても、オムツの枚数が違うだけで価格は同じなんです。
お店から提案されたように、Sサイズのオムツに交換してもらうことにしましたが、なんと、夫が「レシートを捨てた」と言うんです。
「返品や交換に欠かせないレシートを捨てるなんて・・・これは絶対に交換してもらえない」と思いましたが、お店から「会員カードをレジに通せば、購入履歴が見られるので大丈夫です」と言ってもらえました。
もし、レシートがなくても、会員カードで購入履歴を確認してもらえる場合があるので、諦めずにお店に一度問い合わせてみましょう。
まとめ
余ったオムツの使い道、オムツを余らせない方法を紹介しました。
オムツが余ったら、下の子を出産するまで保管しておいたり、親戚や友達にあげたりしましょう。
また、意外な使い道が!
残った油の処理。もう出産する予定がない、あげる相手がいない方は、面倒くさい油の処理に使ってしまいましょう。
トイレトレーニングが完了するタイミングとオムツがなくなるタイミングがぴったり合わない限り、オムツは余ります。
手間はかかりますが、オムツが余ると困る場合は、一袋ずつ買ってください。
また、オムツが余っても、未開封で、レシートがあれば、返品や交換してもらえるかもしれませんよ。
オムツは一度開封すると、空気中の水分を吸収して、すぐに湿気てしまいます。開封して、余ったオムツは早めに使い切ってくださいね。