妊娠してお腹が大きくなると、妊娠前に着ていた服を着られなくなります。
そこで、妊婦さんのためにマタニティウェアが売られているわけですが、マタニティウェアはお腹が大きくなり始める妊娠5ヶ月頃から着る方が多く、実際にマタニティウェアを着る期間は、妊娠5ヶ月から出産までの5ヶ月間しかありません。
「たった5ヶ月間のために、マタニティウェアを買う必要があるの?」と疑問をもつ方が多いです。
でも、私の経験からいうと、マタニティウェアは絶対に持っていたほうがいいです。
とはいえ、妊娠中は妊婦健診に、産後は赤ちゃん用品などにお金がかかります。
マタニティウェアを買うなら、出費を抑えるために、最低限必要なものを、お得に買いたいですよね。
最低限持っておきたいマタニティウェアとお得に買う方法を紹介します。
目次
最低限持っておきたいマタニティウェア
デニムのマタニティズボン
妊娠するとお腹が大きくなるため、まず、最初に着られなくなる服はズボンです。
ボタンが留まらなくなったり、チャックを閉められなくなったりします。
マタニティウェアのボトムスには、ズボンやスカートがあり、普通のズボンやスカートに腹巻きがついているような設計で、お腹を優しく包んで冷えから守ってくれます。
また、ほとんどのマタニティウェアのボトムスには、ウエスト部分にゴムが通されていて、大きくなるお腹にあわせて、サイズを調整できるようになっています。
そのため、妊娠中期はもちろん、お腹が大きくなる前の妊娠初期から臨月まで、長く使えます。
カーゴパンツやガウチョパンツなど、マタニティズボンにもさまざまなデザインがありますが、何故、私がスカートでもなく、流行のガウチョパンツでもなく、デニムのマタニティズボンを選んだかというと、デニムが手持ちの服に一番合わせやすいから、また、他の生地に比べて、デニム生地がしっかりしているからです。
短期間しか着ないのに、生地がボロボロになったり、よれたりして、買い直すのは嫌ですよね。
妊娠中のボトムスはデニムのマタニティズボンがおすすめです。
マタニティワンピース
上の子の入学式がある、結婚式に出席する、友達と久しぶりに会うなど、オシャレをする機会がある妊婦さんは、マタニティワンピースを一着買っておきましょう。
他のマタニティウェアとは違って、マタニティワンピースは産前も産後も着られるのが特徴。
手持ちのワンピースで済ませてもかまいませんが、妊娠中はお腹が大きくなるにつれて、丈がどんどん短くなります。
正面から見るぶんには不自然ではありませんが、横から見ると、前の丈は短く、後ろの丈は長くなり、長さが変わるので不自然です。
また、授乳期に手持ちのワンピースを着ると、授乳する時に裾を胸元まで上げなければいけません。
個室の授乳室であれば問題ありませんが、他のお母さんと共同で使う授乳室で、裾を胸元まで上げるのは恥ずかしいですよね。
マタニティワンピースはお腹が大きくなっても丈の長さが均一になるように設計されています。
また、ほとんどのマタニティワンピースが授乳口付きなので、産後はお宮参りや百日祝いなどの晴れの日でも大活躍しますよ。
マタニティストッキング
マタニティワンピースを着るなら、マタニティストッキングもあわせて買いましょう。
ワンピースを着たり、スカートを穿いたりするのに、ストッキングを穿かない方もいらっしゃりますが、結婚式、お宮参りや百日祝いなどのフォーマルな場では、ストッキングを穿くのはマナーです。
一般的なストッキングと同じように、マタニティストッキングにもUV効果のあるものや着圧機能のあるものがあります。
妊娠中は大きなお腹が邪魔をして、脚に日焼け止めを塗るのが難しいです。
脚を日焼けしたくない方はUV効果のあるストッキングを選びましょう。
また、妊娠中は脚がむくみやすくなります。
着圧ストッキングは脚の血流を促して、むくみを防止してくれるのでおすすめです。
伝線した時に備えて、二足以上買っておくといいですよ。
マタニティパジャマ
マタニティパジャマはワンピースと同じように産前も産後も使えるアイテム。
ほとんどのマタニティパジャマに授乳口がついています。
もちろん、ボタンが付いている前開きのパジャマでも授乳はできます。
しかし、ボタンを外して授乳するとなると、肌の露出が増えるため、身体が冷えてしまいます。
母乳は血液からできているので、母乳育児をしたいお母さんにとって、冷えは大敵です。
授乳口付きのマタニティパジャマであれば、授乳口を開けるだけで授乳できます。
マタニティパジャマは最低でも2着持っておくといいですよ。
マタニティウェアをお得に買う方法
最近では、ショッピングモールなどでおなじみのアパレルブランドも、マタニティウェアを販売するようになりました。
また、雑誌などで人気のモデルがデザインしたマタニティウェアも売られています。
しかし、人気ブランドのマタニティウェアや人気モデルがデザインしたマタニティウェアは、なかなかいいお値段がします。
マタニティウェアをお得に買いたいなら、西松屋やフリマを利用するのがおすすめです。
西松屋で購入する
西松屋のマタニティウェアは定価でもリーズナブル。
シーズンの終わりが近づくと、定価の半額で販売することもあります。
デザインはシンプルなものが多く、手持ちの服に合わせやすいです。
ベビー用品の下見がてら、西松屋のマタニティコーナーをこまめに覗いてみてください。
フリマで購入する
フォーマルな場で着るマタニティウェアは、フリマでお得に手に入れましょう。
百日祝いの日はもちろん、上の子の幼稚園の送り迎えなどでも気軽に着ています。
晴れの日以外にも着たいワンピースは、飾り過ぎないカジュアルなものを選ぶといいですよ。
ただし、フリマでマタニティウェアを購入する際に注意したいのは商品の状態です。
気にならない方はいいのですが、赤ちゃんの晴れの日に着る服であり、赤ちゃんを抱っこする時に赤ちゃんの肌に触れる服でもあります。
いくら洗濯をした服であっても、商品の状態が悪いと、見た目も衛生面も気になりますよね。
フリマでマタニティウェアを購入するなら、タグが付いている新品がおすすめです。
ただし、新品であっても、購入後は着る前にベビー用洗剤で洗濯をしてくださいね。
まとめ
最低限持っておきたいマタニティウェアとお得に買う方法を紹介しました。
妊娠するとお腹が大きくなって、妊娠前に着ていた服を着られなくなります。
マタニティズボン、ワンピース、ストッキング、パジャマは最低限持っておきたいところです。
マタニティウェアはシンプルなデザインをリーズナブルな価格で売っている西松屋、いいお値段のものをお得に売っているフリマを利用して購入するといいですよ。
マタニティウェアは妊娠中、授乳中しか着ないので、通常の服に比べて着る期間は短いです。
「買うのがもったいない」と思う方もいらっしゃると思いますが、持っているほうが便利です。
また、言い換えれば、マタニティウェアを楽しめるのは妊娠中と授乳中だけ。
マタニティファッションを楽しんでくださいね。