掃除機はもちろん、ハンディクリーナーより小さい卓上クリーナー。
テレワークを導入する企業が増え、以前より、デスクに向かう時間が長くなった今、デスクに卓上クリーナーを置く方が増えています。
卓上クリーナーを使うと、どのようなメリットがあるのでしょうか。
卓上クリーナーの種類とメリット、デメリット、選び方とおすすめの卓上クリーナーを紹介します。
目次
卓上クリーナーの種類と各種類のメリットとデメリット
卓上クリーナーには、ドーム型、掃除機型、ローラー型の3種類があります。
それぞれのメリットとデメリットをみていきましょう。
ドーム型卓上クリーナー
ドーム型の卓上クリーナーは、プラネタリウムのような半球の形をしています。
ドーム型卓上クリーナーのメリット
実は、卓上クリーナーの中で、サイズが最も大きいのがドーム型です。
そのため、他の卓上クリーナーに比べて、ゴミを吸い取る範囲が広く、短時間で掃除できます。
また、デザインはシンプルなものが多く、デスク周りのインテリアを壊しません。
昔は「仕事に必要のないものを、デスクに置かない」「キャラクター文具を使ってはいけない」など、厳しい職場ばかりでした。
最近では、デスク周りを比較的自由にアレンジしても許される職場が増えていますが、それでも、上司の目は気になるもの。
上司が厳しい職場でも、シンプルなデザインのドーム型であれば、デスクに気軽に置けるのではないでしょうか。
ドーム型卓上クリーナーのデメリット
紹介したように、卓上クリーナーの中で、ドーム型はサイズが最も大きいです。
サイズが最も大きいといっても、直径10cm程度で、ハンディクリーナーに比べて、もちろん、コンパクト。
でも、デスクが小さい方、デスクに物をたくさん置いている方には、ドーム型は邪魔に感じるかもしれません。
掃除機型卓上クリーナー
掃除機型の卓上クリーナーは、その名前のとおり、掃除機の形をしています。
掃除機型卓上クリーナーのメリット
掃除機型の卓上クリーナーは、掃除機と同じ形をしているため、他の卓上クリーナーに比べて、隙間を掃除しやすいです。
例えば、パソコンのキーボード。キーボードのキーとキーの間は、ほこりやゴミがたまりやすいですよね。
キーとキーの間に、ほこりやゴミがたまらないように、キーボードカバーをつけている方もいらっしゃると思います。
でも、キーボードカバーにも、ほこりやゴミがたまりますよね。
仕事でよく使うものが汚いと、モチベーションが下がり、仕事の効率も低下してしまいます。
デスクに掃除機型の卓上クリーナーを置いておけば、ほこりやゴミがたまっていることに気付いた時に、サッと掃除できます。
毎朝、パソコンを使う前に掃除をすれば、その日の仕事を気持ち良く始められるのではないでしょうか。
掃除機型卓上クリーナーのデメリット
紹介したように、他の卓上クリーナーに比べて、掃除機型の卓上クリーナーは隙間を掃除しやすいです。
ただ、隙間を掃除しやすいぶん、広い面積を掃除しようとすると、時間がかかってしまいます。
また、キーボードのキーとキーの間など、注意が必要な箇所の掃除を想定して作られています。
そのため、吸引力は強くありません。
キーボードの掃除をするのには、十分な吸引力ですが、吸引力を期待して掃除機型を購入すると、期待外れになってしまうかもしれません。
また、掃除機と同じで縦に長いので、重心が不安定で、倒れやすいのも難点。
手や物が当たったり、デスクが揺れたりして倒れると、音が鳴ったり、コップに当たったりしてしまうおそれがあります。
ローラー型卓上クリーナー
3種類の卓上クリーナーの中で、唯一電気を使わないのがローラー型です。
ローラー型卓上クリーナーのメリット
紹介したように、ローラー型の卓上クリーナーは、電気を使いません。
そのため、「電池が切れて使えない!」「充電をし忘れて使えない!」などの理由で困ることはありません。
電気を使うドーム型、掃除機型に比べて、吸引時の音も小さく、静かな職場でも使えます。
また、ローラー型は消しゴムと同じ大きさ。
ポーチやペンケースに入れて、気軽に持ち運ぶことができます。
車の形をしたもの、猫の手の形をしたものなど、デザインの可愛いものが多いのも、ローラー型の魅力の一つ。
おもちゃで遊んでいるような感覚で掃除できるので、子どもに掃除のお手伝いをしてもらうのもいいかもしれません。
ローラー型卓上クリーナーのデメリット
ローラー型の卓上クリーナーは、手で転がすと、クリーナーの中のブラシが回転して、ゴミを取る仕組み。
他の卓上クリーナーに比べて、使い方が原始的です。
商品によっては、ブラシの回転音が響くことも。
また、消しゴムと同じ大きさなので、広い面積を掃除しようとすると、掃除機型よりも時間がかかってしまいます。
ためられるゴミの量も少ないので、ゴミをこまめに捨てなければいけません。
卓上クリーナーの選び方とおすすめ
3種類の卓上クリーナーのメリットとデメリットを紹介しましたが、どの卓上クリーナーを選べばいいのか悩みますよね。
メリットとデメリットを振り返りながら、選び方をみていきましょう。
ドーム型卓上クリーナー
ドーム型の卓上クリーナーは、サイズが最も大きいため、ゴミを吸い取る範囲が広く、短時間で掃除できます。
また、シンプルなデザインなので、デスク周りのインテリアを壊しません。
一方、サイズが大きいぶん、デスクが小さい方やデスクに物をたくさん置いている方には向いていません。
つまり、ドーム型はゴミをたくさん吸い取りたい方、デスクが広い方にオススメです。
私のオススメのドーム型の卓上クリーナーは
「ソニック 卓上そうじ機 」です。
吸い取りたいゴミに近付けるだけで、ゴミをどんどん吸い取ってくれます。
気になる排気は上面に向かって出るので、排気でゴミが舞い散る心配がありません。
電池を入れて使うので、電池切れには注意してくださいね。
ソニック 卓上そうじ機の口コミ
リビングのテーブルで子供が宿題をやった後、消しゴムのカスがすごく、いままで小型の充電式掃除機を出してきていたんですが、子供にパッと掃除させるためにこの商品を購入してみました。
子供でも簡単につかえてテーブルの上をキレイにしてくれます。
子供部屋の机に常備させるべく、3つほど追加購入しました。
小さいですが、目的の消しゴムカスを吸い取るには十分で、何より子供が自発的に掃除をしてくれるのが良いです。
吸い取ったゴミも、蓋をひねる要領でゴミ受けをさっと外して捨てられます。
掃除機型卓上クリーナー
掃除機型の卓上クリーナーは、掃除機の形をしているので、隙間を掃除しやすいです。
一方、広い面積を掃除したり、強い吸引力が必要なゴミを吸い取ったりしたい方には向いていません。
つまり、掃除機型の卓上クリーナーは、家電製品の隙間など、掃除に注意しなければいけないものを掃除したい方にオススメです。
私のオススメの掃除機型の卓上クリーナーは
「PCキーボード掃除機 卓上クリーナー」です。
ヘッドを付け替えれば、キーボードはもちろん、エアコンの送風口や車の座席の隙間まで掃除できる優れもの。
2000円もしないのに、用途が広いので、コスパが高い卓上クリーナーです。
充電して使うので、充電切れには注意してくださいね。
手を洗わずに、キーボードを打つと、キーボードとキーボードの隙間に、クッキーのかけらが挟まってしまうこともしばしば。
かけらを指で取ろうとすると、キーボードを押してしまうので、こちらの卓上クリーナーで吸い取っています。
PCキーボード掃除機 卓上クリーナーの口コミ
キーボードやスピーカー、ゲームパッド、モニターなどを黒で揃えているので、埃が目立ちやすいのですぐにパッと掃除できるのがいいです。
ブラシ付きのノズルが色んな場面で掻き出して吸い取れるので使いやすいです。
音もそこまで大きくないです。
キーキャップ外しが入っていて、とてもビックリしました。
いざ、使ってみるとホコリがみるみるうちに無くなっているのを実感しました。
また、ペットを飼っているので、毛などが落ちていますがこの掃除機を使えばすぐに家に落ちている毛が無くなること間違えなしです。
細かいところも使えて非常に便利です。
軽さはとても軽くて、ゲームのコントローラーと余り変わりません。
ローラー型卓上クリーナー
ローラー型の卓上クリーナーは、電気を使わず、サイズがとても小さいので、気軽に持ち運ぶことができます。
吸引時の音も静かで、音を控えなければいけない場所でも使えます。
また、デザインが可愛いので、子どもが楽しく掃除できるのもポイント。
一方、広い面積を掃除しようとすると時間がかかります。
また、ゴミをためられないので、こまめに捨てる必要があります。
つまり、ローラー型の卓上クリーナーは、持ち運びたい方、子どもに掃除を手伝ってほしい方にオススメです。
私のオススメのローラー型の卓上クリーナーは
「ミドリ (MIDORI) ミニクリーナー」です。
親指と人差し指でつまめるサイズの卓上クリーナー。
内部が透けて見えるので、ゴミが内部にどれぐらいたまっているか、見て分かります。
ゴミを捨てるタイミングを逃しません。
色は、クリア、青、ピンクの3色。
トミカを集めるように、3色全て集めて飾るのもいいですね。
我が家のおもちゃ棚の上には、トミカがズラリと並んでいるんですが、棚の上って、ほこりがたまりやすいですよね。
トミカで遊ぶように、こちらの卓上クリーナーを転がして、棚の上を掃除していますが、子どもが掃除に興味をもつきっかけになりました。
遊んで掃除して、お父さんやお母さんから褒められたら、子どもも嬉しくて、もっと掃除したくなりますね。
ミドリ (MIDORI) ミニクリーナーの口コミ
カタカタカタっと走らせりと車の中のホウキが動いて意外とゴミを拾ってくれます。
子供に見せたところ『可愛いね!』と食い付きは上々。
カタカタ遊び半分使っていました。
それから1年経ちましたが、消しゴムカスが出るとカタカタ使ってくれてるので、うちの子にはアリだったみたいです。
しっかり消しカスを取り除いてくれますし、カタカタと一生懸命お掃除してくれてる感がかわいくて大好きです!
学生時代に使っていた物も、壊れた訳ではないので、耐久性はあると思います。
まとめ
卓上クリーナーの種類とメリット、デメリット、選び方とおすすめの卓上クリーナーを紹介しました。
卓上クリーナーには、
・ドーム型
・掃除機型
・ローラー型
の3種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
掃除機型:家電製品の隙間など、掃除に注意しなければいけないものを掃除したい方に、
ローラー型:持ち運びたい方、子どもに掃除を手伝ってほしい方にオススメです。
どの種類の卓上クリーナーも、コスパが高いので、3種類購入して、場所によって使い分けるといいですね。
卓上クリーナーを使って、こまめに掃除し、デスク周りを清潔に保ちましょう。