オムツ、ミルク、肌着など、赤ちゃんのお世話に必要なものは、たくさんありますよね。
赤ちゃんをベビーベッドに寝かせるなら、ベビーベッドの近くに、赤ちゃんのお世話に必要なものをおくのが一番。ベビーベッドからの移動距離が短いので、あっちこっち行かずに済み、お世話の効率が上がります。
だからといってベビーベッドの近くに、全てのベビー用品を置くわけにはいきませんよね。ベビー用品の中でも、特に必要なものを選んで、ベッドの近くに置かなければいけません。
では、ベビーベッドの近くには、どのようなものを置けばいいのでしょうか。
ベビーベッドの近くに置くお世話グッズ、おすすめの収納を紹介します。
目次
ベビーベッドの近くに置くお世話グッズ
1.食事
2.排泄
3.衛生
4.衣服
5.その他
5つに分けて、みていきましょう。
1.食事関連
食事関連で、ベビーベッドの近くに置くお世話グッズは、ミルク、哺乳瓶、魔法瓶です。
赤ちゃんを母乳で育てようと考えているお母さんの中には「ミルクや哺乳瓶は必要ない」と考えるお母さんもいらっしゃるかもしれません。
でも出産してすぐに、母乳が十分に出るお母さんは多くありません。というのも、赤ちゃんが乳首を吸っているうちに、母乳が徐々に分泌されるようになるからです。ほとんどのお母さんが、ミルクに頼ることになるんですね。
また生後一ヶ月健診を受けるまで、赤ちゃんの体重を計測する機会はありません。赤ちゃんの体重が順調に増えているかどうか、健診で計測するまで、お母さんはドキドキして過ごすことになります。母乳に加えて、ミルクも飲ませたほうが、体重が増えやすくて安心です。
「ミルクと哺乳瓶を、ベビーベッドの近くに置くと便利だということは分かったけど、どうして魔法瓶を置くの?」と疑問に思うお母さんもいらっしゃるのではないでしょうか。ミルク作りには、お湯が欠かせません。
授乳する度にお湯を沸かしていては、お腹を空かせた赤ちゃんを待たせることになってしまいます。お湯を魔法瓶に入れておけば、お湯をいちいち沸かす必要はありませんよね。お湯の入った水筒は、ミルクや哺乳瓶と一緒に、ベビーベッドの近くに置きましょう。
ただし、当たり前ですが、ミルクを作る時に、赤ちゃんの身体に、お湯をこぼさないように注意しなければいけません。またお母さんがやけどしたら、赤ちゃんのお世話に支障をきたしてしまいます。安全で、落ち着いてミルクを作ることができる場所に置いてくださいね。
2.排泄関連
排泄関連で、ベビーベッドの近くに置くお世話グッズは、オムツ、お尻拭きシート、オムツ替えシートです。
赤ちゃんは膀胱が小さく、一日に何回も排泄します。オムツが濡れていることに気づいたら、オムツをすぐに交換できるように、オムツはベビーベッドの近くに置きましょう。
また離乳食の始まっていない赤ちゃんのうんちは、においがないため、赤ちゃんがうんちをしたことに気づきにくいです。赤ちゃんの肌にうんちが付いたままにしていると、オムツかぶれを起こしてしまいます。うんちをしていることに気づいたら、お尻をすぐに拭けるように、お尻拭きシートも、ベビーベッドの近くに置きましょう。
オムツ交換に慣れていないお母さんは、オムツ替えシートも置いておくといいと思います。というのも、オムツを交換している間に、赤ちゃんがおしっこしたり、うんちしたりしたら、敷き布団が汚れてしまうからです。
3.衛生関連
衛生関連で、ベビーベッドの近くに置くお世話グッズは、ワセリンやベビーオイルなどの保湿剤、綿棒です。
赤ちゃんの肌はデリケートで、ちょっとしたことで乾燥し、荒れてしまいます。風呂上がりや着替えの時に、ワセリンを塗って、赤ちゃんの肌を保湿したり、埃から守ったりするのが理想的。
また、生後間もない赤ちゃんは便秘になりやすく、ワセリンを先端に付けた綿棒で、浣腸することもしばしば。ワセリンと綿棒を、ベビーベッドの近くに置いておくといいですね。
そして、赤ちゃんのお世話に欠かせないのが、ガーゼです。赤ちゃんはいっぱい泣いて、よだれを垂らします。よだれを垂らしたまま放置しておくと、よだれが固まって、肌が荒れてしまいます。涙やよだれ、鼻水をすぐにふけるように、ガーゼをベビーベッドの近くに置きましょう。
4.衣服関連
衣服関連で、ベビーベッドの近くに置くお世話グッズは、肌着です。
新陳代謝のいい赤ちゃんは、汗をいっぱいかきます。肌着が汗で濡れたままでは、赤ちゃんが風邪をひいたり、肌トラブルを起こしたりしてしまう可能性があります。
またオムツがずれて、おしっこやうんちが、オムツからはみ出し、肌着に付いてしまうことも。肌着が濡れていたり、汚れていたりすることに気づいたら、すぐに着替えさせてあげられるように、肌着をベビーベッドの近くに置いておきましょう。
5.その他
赤ちゃんのお世話に必要なものを、食事、排泄、衛生、衣服の4つに分けて紹介しましたが、ティッシュやタオル、ビニール袋は、ベビーベッドの近くに置くと便利です。
オムツを交換する時に、赤ちゃんの排泄物がお母さんの手についたら、お母さんは手を洗わなければいけません。
でも赤ちゃんを裸のまま放って、手を洗いに行くわけにいきませんよね。とりあえず、ティッシュやタオルなどで手を拭けば、赤ちゃんにオムツをつけて、服を着せることができます。
また、排泄物で汚れた肌着を、洗面所にすぐに持って行くことができない場合、一旦床に置くことになりますよね。汚れた肌着をビニール袋に入れて置けば、床が汚れずに済みます。ティッシュ、タオル、ビニール袋は必須ではありませんが、あると便利なグッズとして、スペースに余裕があるなら、ベビーベッドの近くに置きましょう。
おすすめの便利収納
ベビーベッドの近くに置くお世話グッズを紹介しましたが、お世話グッズをただ近くに置くだけでは、部屋が散らかってしまいます。部屋が散らかっていると、お世話しにくいですよね。
また、掃除もしにくく、不衛生です。お世話グッズを、すぐに手に取ることができるように、綺麗に片付けましょう。
おすすめの収納を紹介します。
1.ベビーベッドの収納スペースを活用する
ほとんどのベビーベッドには、赤ちゃんを寝かせるスペースの下に、収納が付いています。未開封のオムツやお尻拭きシート、肌着など、かさばるものは、ベビーベットの収納スペースに片付けましょう。
収納スペースに余裕があれば、今すぐには使わないけれども、ゆくゆく使うものを入れるのもおすすめ。子育てに追われると「買ったことを忘れて、買ってしまう」ことが多々あります。定期的に片付ける収納スペースに保管しておけば、無駄買いを防げますよ。
2.オムツストッカーを活用する
紹介したように、未開封のオムツは、ベビーベッドの収納スペースに片付けるのがおすすめです。
でも、開封済みのオムツは、すぐに取り出せる場所に置いたほうが便利ですよね。だからといって、ベビーベッドの隣に、オムツを山積みすることに、抵抗のある方もいらっしゃると思います。
オムツをおしゃれに収納したい方には、
「MacolaQ おむつストッカー 蓋つき」がおすすめです。
マチが大きく、高さもあるので、オムツを縦にたくさん入れることができます。蓋が付いているので、床に置いても、埃が入らず、衛生的に保管できて安心です。
また仕切りやポケットがたくさんあるので、赤ちゃんのお世話に必要なグッズはもちろん、お母さんのスマホや財布など、手元に置きたい物を入れるのにも便利。取っ手が付いているので、家からそのまま持ち出して車に入れることもできますよ。
MacolaQ おむつストッカー 蓋つきの口コミ
小さく見えましたが組み立ててみると意外と大きく、大量のおむつが入りました。
着替えやおしりふきなどいれたら、このまま実家に持って帰れるので大変便利で助かります。
持ち手もボタン式で外れるので、スッキリ置きたい方は、外して使用するのも良いかもしれません。
持ち手のボタン部分が弱いかなと思いましたが、オムツ・お尻拭き・清浄綿・ソープ・保湿剤など沢山詰め込んで持ち上げても外れてませんでした!
赤ちゃんを抱っこして移動する際にはショルダーがある点も便利だと思います。
3.ウォールポケットを活用する
ウォールポケットといえば、壁に画鋲を刺して、吊すものを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
実は、ベビーベッド用のウォールポケットがあるんです。
ベビーベッドの柵に、ウォールポケットの両端についている紐をかけるだけ。ウォールポケットは、柔らかい素材でできているので、万が一、赤ちゃんが触っても安心です。
ものによっては、車の運転席や助手席のヘッドに取り付けることもできるので、いろいろな場面で活躍してくれます。
ただし好奇心が旺盛な赤ちゃんは、ウォールポケットの中が気になってしまうかもしれません。赤ちゃんがつかまり立ちするようになったら、ベビーベッドから、ウォールポケットを外したほうが安心です。
私のおすすめのウォールポケットは、
「NEMIO ベビーベッド収納袋」です。
優しい色合いと可愛いデザインは、木製のベビーベッドにピッタリ。サイドの小さなポケットはメッシュ生地なので、通気性に優れています。ガーゼやミニタオルなどを入れてもいいですね。
また、オムツが50枚以上入るので、オムツストッカーの代わりにもなります。
NEMIO ベビーベッド収納袋の口コミ
さらに、セットする位置によってフックかワンタッチバックルか選択が出来て、取り付けたい場所にハマってくれるので良いと思いました!
型崩れ防止のボードもしっかりしていますし、使用して1ヶ月経ちますが耐久性もあると感じています。
また、見た目はコンパクトですが意外と収納できます!
オムツの他にも上段によく使うお尻拭きやお尻ふきマットを置いておけるし、
サイドのポケットに使用済みオムツを入れる袋、ガーゼ、母乳パッドを入れておけるのでとても便利です。
4.ローテーブルを活用する
テーブルには収納機能がありませんが、ノートパソコンを置ける程度のローテーブルを、ベビーベッドの隣に置くのがおすすめです。
というのもミルクや哺乳瓶、魔法瓶を、床に置くのは、衛生的ではありませんよね。ローテーブルに置けば、床に落ちている埃が付着するのを防ぐことができます。
また、ローテーブルがあれば、お母さんが座って、落ち着いてミルクを作ることができます。授乳回数やオムツ交換の回数など、育児日記をつける時にも便利です。
私のおすすめのローテーブルは、
「ローテーブル 折りたたみ」です。
こちらのローテーブルは、子どもが塗り絵をしたり、折り紙やパズルで遊んだりするのにもピッタリ。子どもが使っていない時には、私の夫がテレワークで使っていました。料理をたくさん用意してしまって、食卓に料理を並べられない時には、臨時テーブルとして使うこともあります。家族皆で、いろいろなシーンで使えるので、とっても便利ですよ。
ローテーブルを持っていない方は、一台購入しておくといいのではないでしょうか。
ローテーブル 折りたたみの口コミ
2人がちょうど勉強や塗り絵などできる広さですごくたすかりました!!
とても使いやすいし、少しくらい体重をかけても安定しているので、子ども達が使っても安心な感じです。
まとめ
ベビーベッドの近くに置くお世話グッズ、おすすめの収納を紹介しました。
・食事関連では、ミルク、哺乳瓶、お湯を入れた魔法瓶
・排泄関連では、オムツ、お尻拭きシート、オムツ替えシート
・衛生関連では、ワセリンなどの保湿剤、綿棒
・衣服関連では、肌着 などがあります。
ベビーベッドの収納スペース、オムツストッカー、ベビーベッドの柵に取り付けられるウォールポケットなどを活用して、整理整頓して置きましょう。
赤ちゃんのお世話は、時間との戦いでもあります。お母さんが赤ちゃんのお世話をしやすいように、工夫してみてくださいね。