スポンサーリンク


産科医の減少に伴い、産科を扱っている病院も減少しているといわれていますね。

近所に産院が一つしかなければ、産院選びに迷うことがないかもしれませんが、産院が複数あると、「どの産院で出産しようかなぁ・・・」と迷うお母さんもいらっしゃると思います。

約10ヶ月もの間、お腹の中で育つ赤ちゃん。
大切な赤ちゃんの誕生は、安心できる産院で迎えたいですよね。

また、お母さんと赤ちゃんは、出産してから退院までの約1週間を産院で過ごすことになります。
お母さんと赤ちゃんにとって過ごしやすい産院を選ぶことも大事です。

分娩予約をする前にチェックしたい、産院を選ぶ7つのポイントを紹介します。
 

 

スポンサーリンク

第一章:分娩費用


妊婦健診を含めて、妊娠、出産にはお金がかかります。
産後にオムツ代やミルク代などがかかることを考えると、分娩費用は重視したいポイントですよね。

産院には総合病院、個人病院、助産院の3つがあります。

また、総合病院は、大学病院、国立病院、公立(県立、市立)病院、私立病院に分けられます。
私立病院は国立病院や公立病院に比べて分娩費用が高いイメージがあるのではないでしょうか?

古いデータではありますが、日本産婦人科医会の調査によると、平成21年の平均分娩費用は、
・大学病院 479,284円
・国立病院 431,960円
・県立病院 369,623円
・市立病院 386,718円
・私立病院 436,157円

参照文献:「我が国における分娩にかかる費用等の実態調査」より

となっており、実は国立病院と私立病院では差があまりありません。
 

一方、国立病院と公立病院では大きな差があるのです。

大学病院、国立病院、私立病院で出産する場合は45万円前後、公立病院で出産する場合は40万円前後の分娩費用がかかると考えておきましょう。

ただし、40万円から45万円もの費用を支払う必要はありません。
健康保険組合に加入していれば、出産育児一時金として、42万円の助成を受けられます

注意!
分娩費用には個室利用料などが含まれていないので、個室を利用したい妊婦さんは利用料を調べて、分娩費用と個室利用料などの合計金額から出産育児一時金の42万円を差し引いた額を計算し、どのぐらいの金額を自己負担する必要があるのかを計算しておきましょう。
スポンサーリンク

第二章:入院する部屋のタイプ


産後、お母さんと赤ちゃんは約1週間入院することになります。

「赤ちゃんと二人っきりでずっと過ごすと、息が詰まりそう・・・」というお母さんは、他のお母さんや赤ちゃんと一緒に過ごせる相部屋を、「赤ちゃんと二人っきりで過ごしたい」というお母さんは個室を選べるよう、お母さんの希望が叶う部屋が産院にあるかどうか確認しておきましょう。

私には子どもが二人いますが、どちらも産後を個室で過ごしました。私が個室を選んだ理由は、相部屋にデメリットが多いからです。

相部屋のデメリット
・相部屋にトイレがあるけれども、周りに音が聞こえるのではないかと気になって、トイレを使いづらい
・面会時には、面会室やロビーなど、相部屋から移動しなければいけない
・相部屋で赤ちゃんが泣き出したら、周りに迷惑をかけないように早くあやさないといけない
・相部屋で他の赤ちゃんが泣き出したら、睡眠を妨げられる

などです。

授乳室で、相部屋で過ごしているお母さんと一緒になりお話しましたが、
「赤ちゃんが泣いたら、『私の赤ちゃんが泣いているかも!』と思って、目が覚める」
「私の赤ちゃんが泣いていたら、他のお母さんや赤ちゃんに迷惑をかけるから、授乳時間じゃなくても、授乳室に連れて行かなければいけない」
と言っていました。

一方、個室には、
・トイレを自分一人で使える
・個室内で面会をできる
・自分と赤ちゃんのペースで過ごせる
・他の赤ちゃんの泣き声で起きることがない

などのメリットがあります。

個室のデメリットは一つだけ。個室利用料が毎日別途発生することです。
私は1週間個室を利用して、約10万円支払いました。

入院中の面会の有無、過ごしやすさ、予算などから、相部屋に入院するのか、個室に入院するのかを考えておきましょう

スポンサーリンク

第三章:自宅と産院の距離


いつやってくるか分からない出産。

自宅から遠い産院を選ぶと産院まで移動している間、陣痛に耐えながら、「今、生まれたらどうしよう・・・」とドキドキ、ハラハラすることになるかもしれません。

陣痛がきたからといって赤ちゃんはすぐに生まれませんが、痛みに鈍いお母さんであれば陣痛がきていることに気付かず、気付いてからあっという間に生まれることもあります。

私の場合
私は陣痛に気付かず自宅で破水したため、病院に向かいました。
破水してから出産するまでなんとわずか1時間
「遠い病院を選んでいたら・・・」「道路が混雑していたら・・・」と思うと、今でも怖くなります。

リラックスして、また、安心して出産を迎えられるように自宅から近い産院を選びましょう

近いと一言でいっても、どのぐらいの距離であれば許容範囲なのか分かりませんよね。

産院を選ぶ時には自宅と産院の距離ではなく、自宅から産院まで移動するのに必要な時間を重視するべきで、自宅から自動車で1時間以内に到着できる産院が理想だといわれています

1時間と聞くと、時間に余裕があるように感じられますが、もし、自動車で送迎してくれる家族がいなければ、タクシーを呼んで産院に向かうことになりますよね。

移動時間には、タクシーが迎えに来る時間も含めなければいけません。
産前に妊婦健診に通うことも考えると、1時間といわずできるだけ近い産院を選ぶほうが、身体に負担がかからなくていいですよ
 

 

第四章:立会い出産の可否


お腹の中で赤ちゃんを育ててきたお母さんは、お母さんになる実感が湧きやすいですが、旦那さんは赤ちゃんが生まれてから、お父さんになった実感が湧き始めます。

そこで、旦那さんにお父さんになった自覚をもってもらうために、立ち会い出産を希望する夫婦が増えています。

また、出産に対する不安から、分娩中は家族に手を握ってほしいというお母さんもいます。
立ち会い出産を希望するなら、立ち会い出産ができるかどうか、また、何人まで立ち会うことができるのかを確認しておきましょう

分娩室の広さによっては、立ち会い人数を制限しているかもしれません。
もし、分娩の様子を写真、ビデオ撮影したいなら、撮影できるかどうかも合わせて確認するといいですね

第五章:母子同室、別室の選択


産後すぐに赤ちゃんと触れ合うことで、お母さんと赤ちゃんの絆が強くなるといわれていて、母子同室の方針を掲げる産院が増えています

赤ちゃんと同じ部屋で過ごすと、赤ちゃんの様子をいつでも見られるというメリットがある
一方、育児に慣れないお母さんは「赤ちゃんを預かってほしい」と思う時があるかもしれません。

母子同室なのか、別室なのか、必要に応じて赤ちゃんを預かってもらえるのかなどを確認しておきましょう

産後のお母さんの身体は交通事故に遭った時と同じぐらいのダメージを受けているといわれています。
「ゆっくり休みたい」「赤ちゃんを預かってほしい」と思って当たり前です。

赤ちゃんを預かってもらって、ゆっくり休むことで、赤ちゃんに笑顔で向き合う余裕が生まれます。
母子別室を希望したからといって、自分を責める必要はありませんよ。

第六章:食事


産後はオムツ交換、授乳、抱っこの繰り返しで大変。
「食事だけが唯一の楽しみ!」というお母さんもいるほどです。

産院では、母乳が出やすいように、また、体力を回復しやすいように、栄養バランスを考えられた食事が提供されますが、栄養バランスを重視するあまり、見た目にあまりこだわらない、味付けがシンプルな食事が提供されるケースも。

国立病院や公立病院ではシンプルな食事が、個人病院では豪華な食事が提供される傾向があります。

「食事で産院を選ぶなんて・・・」と思うお母さんもいらっしゃるかもしれませんが、退院後は家事と育児に追われて食事は簡単に用意できるもので済ませがちです。

出産を頑張った自分へのご褒美と考えて、入院中の1週間の食事を重視してもいいのではないでしょうか

第七章:分娩のスタイルの選択


鼻からスイカを出すような感覚といわれる出産。
「出産時に痛い想いをしたくない!」というお母さんから、無痛分娩や陣痛を和らげる和痛分娩が人気ですが、どの病院でも取り扱っているわけではありません。

中には、陣痛が20時間以上続いても、陣痛促進剤を使用しない、陣痛の間隔が狭まるまで、階段をひたすら上り下りさせるという病院もあります。
私の友達の中には、40時間陣痛に耐えたという友達がいました。

分娩時のお母さんの体調によっては、希望が叶わない可能性がありますが、無痛分娩、和痛分娩、普通分娩など、「どのようなお産にしたいか」を考え、自分の希望を叶えられる産院を選びましょう

まとめ


分娩予約をする前にチェックしたい、産院を選ぶ7つのポイントを紹介しました。

妊娠中だけでなく、産後のオムツ代やミルク代など、一人の子どもを育てるのにはお金がかかります。
分娩費用が安いと家計が助かりますが、産前の妊婦健診や産後の1週間の入院期間をお母さんがストレスをためずに過ごせる産院を選ぶことも大事です。

どのような産院で、どのように産んで、どのように育てたいか、重視したいポイントのバランスを考えて、産院を選びましょう。

産院の候補が複数挙がった場合は、両親や友人に相談したり、口コミを調べたりしてもいいですね


 

スポンサーリンク
おすすめの記事