髪を洗った後、皆さんはどれくらいの時間をかけて、髪を乾かしていますか?
「髪が長いと、髪を乾かすのに時間がかかるから、髪を短くしている」という方も多くいらっしゃります。
仕事や家事、子育てに忙しいと、髪を乾かす時間がもったいないですよね。
髪を早く乾かすには、どうしたらいいのでしょうか。
髪を早く乾かす7つの手順を紹介します。
目次
私の体験談
我が家は夫、私。子ども2人の4人暮らしです。
お風呂に順番に入るんですが、私がお風呂の掃除をしがてら、最後に入っています。
すると、お風呂に入り始めるのが夜の8時過ぎ。
お風呂から上がると8時半を過ぎ、それから、髪を乾かさなければいけませんでした。
子どもは9時には布団に入るため、8時半から髪を乾かしていると、子どもと遊ぶ時間がありませんでした。
ある日、子どもから「お母さんと遊んでいないから、まだ寝たくない」と言われてしまいました。
「髪を乾かす時間を、なんとか短縮できないか」と悩み、思い切って、髪を短くしたり、乾かす時間がない時には、髪を乾かさないまま寝たりしていました。
なりたいヘアスタイルがあるのに、いつまで経ってもショートヘアのまま。おまけに、毛先は傷んでいました。
そこで、速乾シャンプー、タオル、スプレーなど、使えるものを全部使ってみました。
すると、5分もかからずに、髪を乾かせるようになりました。
おかげで、寝る前に、子どもと一緒に遊ぶ時間が増えました。
また、ドライヤーを嫌がって、逃げ回っていた子どもに「ちょっとだけだから」と言い聞かせて、ドライヤーを使えるようになりました。
髪を乾かす時間を気にせずに済むようになった今は、なりたいヘアスタイルに向けて、髪を伸ばしています。
髪の毛を早く乾かす手順と方法
速乾シャンプーで髪を洗う
髪が早く乾くシャンプーが売られていることをご存じですか?
いつも使っているシャンプーを速乾シャンプーに変えるだけで、髪を早く乾かせるんです。
「髪が早く乾くぶん、髪が傷みやすいんじゃないの?」と心配になる方もいらっしゃるかもしれません。
速乾シャンプーには、開いたキューティクルを早く閉じる成分、髪が吸収しきれない水分を弾く成分が含まれています。
つまり、髪を絡まりにくくして、髪と髪に隙間を作ることで、空気が髪の内側に入りやすくなるんです。
また、先に水分を弾いておくことで、タオルドライの効果を高めてくれるんですね。
速乾シャンプーを使ったからといって、髪が傷むわけではありません。
シャンプーにこだわりのない方は、速乾シャンプーを試してみてはいかがでしょうか。
おすすめの速乾シャンプーは
「エッセンシャル さらさら速乾 シャンプー」です。
おなじみのエッセンシャルシリーズから発売されている速乾シャンプー。
お手頃価格なうえに、ドラッグストアやスーパーなどでも手に入りやすく、速乾シャンプーデビューにぴったりのシャンプーです。
エッセンシャル さらさら速乾 シャンプーの口コミ
(自然乾燥の場合は他のシャンプーと大差ないように感じました)
ちゃんと乾かして寝ると翌朝の髪質が全然違うため助かります。
こちらの詰め替え品はコスパも良いので、コンディショナーとセットで続けて購入したいと思います。
とにかく時間はないし、日々のストックの手間を省きたいし、家族の趣向を満たすならコレ一択。
マイクロファイバータオルを使う
身体を拭いたバスタオルは、水分を既に吸収しているので、髪の水分を吸収しきれません。
洗濯物が増えてしまいますが、身体と髪を拭くタオルは別にしましょう。
また、髪を拭くタオルは、マイクロファイバータオルがおすすめです。
一般的なタオルに比べて、マイクロファイバータオルは目が粗いため、繊維と繊維の間に水分が入り込みやすいです。
マイクロファイバータオルは水分をしっかり吸収してくれるんですね。
マイクロファイバータオルで髪を挟んで、優しく押さえるようにして、髪の水分をタオルに吸収させます。
ここで注意したいのは、髪を挟んだ状態で、タオルと髪を擦らないこと。
髪に摩擦を加えることで、キューティクルが剥がれてしまいます。
髪が傷んだり、髪が乾きにくくなったりするので気を付けてくださいね。
おすすめのマイクロファイバータオルは
「ヘアドライタオル Soin For hair」です。
こちらのマイクロファイバータオルは、毛髪診断士が開発した髪のためのタオル。
一般的なタオルの4倍もの吸収力があります。
単純計算で、タオルドライにかかる時間を4分の1まで短縮できるんです。
丁寧にタオルドライしたいけど、時間をかけられない方にぴったりのタオルですね。
ヘアドライタオル Soin For hairの口コミ
シャンプー後、毎回こちらのタオルを使っています。
ロングヘアーですが、すぐに水分吸収してくれて、色も綺麗なタオルです♪
ピンク色とイエローはお気に入りです。
綿の7倍の即乾性があるタオル。
部屋で乾かすと翌朝ちゃんと乾いてくれているのも嬉しいです。
今回、3色とも購入して家族で使っていますが皆に好評です。
これから冬になる季節に髪が早く乾くのは有難いです。
速乾スプレーをかける
速乾シャンプーや速乾タオルもあれば、速乾スプレーというスタイリング剤もあります。
速乾タオルで髪の水分を吸収した後、髪にスプレーをかけるだけ。
速乾成分だけでなく、髪を補修したり、サラサラにしたりする成分も含まれています。
髪を早く乾かしながら、ヘアケアできるのはいいですよね。
おすすめの速乾スプレーは
「サボリーノ 速く乾かスプレー」です。
フルーティーハーブの香りが漂う、オイルトリートメントスプレーです。
手順をちゃんと踏まずに、髪を早く乾かそうとすると、髪がパサついてしまいます。
パサついた髪には、オイルトリートメントがぴったり。
髪をいたわりながら、髪を早く乾かせるなんて嬉しいですね。
サボリーノ 速く乾かスプレーの口コミ
髪への悪影響も無く、すぐ乾かすからかかえってツヤが出て扱いやすくなりました。
クシで髪をとく
干した洗濯物が乾いているかどうかチェックした時に、上は乾いているのに、下は乾いていなかったことはありませんか?
空気より重い水分は下へ下へと移動します。
これは髪に含まれる水分も同じです。
髪を乾かす前に、根元からクシで髪をといて、根元の水分を毛先に移動させてあげましょう。
もちろん、クシで髪をとかなくても、水分は根元から毛先に移動します。
でも、クシで髪をとかせば、水分が移動するスピードを速められます。
また、髪が乾いた状態で、絡まった髪をクシでとこうとすると、クシが髪に引っかかってしまいますよね。
でも、髪が濡れた状態で、髪をといておけば、絡まった髪が解きやすくなります。
乾かした後の髪のお手入れが楽になりますね。
ここで注意しておきたいのが、クシの選び方と髪の解き方。
髪を濡らすと、キューティクルが開きます。
キューティクルが開いた状態で、目の細かいクシで髪をとくと、キューティクルが剥がれてしまいます。
というのも、目が細ければ細いほど、クシが髪に密着して、摩擦が生じやすくなるからです。
濡れた髪をとく時には、目の粗いクシを選びましょう。
また、髪が絡まっているからといって、クシで無理やり引っ張るのもいけません。
紹介したように、濡れた髪はキューティクルが剥がれやすい状態なので、無理やり引っ張るとキューティクルがはがれてしまいます。
根元から毛先にかけて、クシで髪をといて、引っかかるようであれば、まずは絡まっている部分を優しくときましょう。
絡まった髪が解けたのを確認してから、もう一度根元から毛先にかけてクシでとくといいですね。
リビングでドライヤーを使う
髪を洗った後、どこで髪を乾かしていますか?
髪を洗った流れで、浴室や洗面所で乾かす方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。
実は、浴室や洗面所で、髪を乾かすのは非効率的です。
というのも、髪を洗った後の浴室や洗面所は、湿度が高いから。
ドライヤーを使うと、髪に含まれている水分を飛ばす前に、空気中に含まれている水分を飛ばしてしまいます。
また、髪をせっかく乾かしても、乾いた髪が空気中の水分を含み、髪が乾ききりにくくなります。
浴室や洗面所より、湿度の低いリビングに移動しましょう。
特に、冷暖房を使う夏場や冬場は、リビングが乾燥しているため、髪が乾きやすくなるのでおすすめですよ。
髪にタオルを当ててドライヤーを使う
ドライヤーを髪に直接当てても構いませんが、髪とドライヤーの間にタオルを挟むことで、髪を早く乾かせます。
というのも、髪の水分を吸収したタオルをドライヤーで乾かすことによって、タオルが髪の水分を更に吸収しやすくなるんです。
また、ドライヤーを髪に直接当てると、髪に熱が加わるため、髪が傷むと心配する方もいらっしゃりますよね。
タオルを挟むことで、髪の傷みを軽減できます。
髪とドライヤーの間に挟むタオルは、水分を吸収していない、まだ使っていないタオルがおすすめ。
また、厚めのタオルより、薄めのタオルのほうが、ドライヤーの熱が髪に届くので、より乾きやすくなりますよ。
根元からドライヤーを使う
いよいよ最後の工程です。紹介したように、水分は下へ下へと移動します。
そのため、毛先にドライヤーを当てても、根元から水分がどんどん降りてくるので、髪全体がなかなか乾きません。
ドライヤーは根元から当てて、根元が乾いたら少しずつ下へ、ドライヤーをずらしていきましょう。
毛先まで乾かせたら、全体にドライヤーを軽く当てて、仕上げます。
ドライヤーが嫌い、髪を乾かす時間があったら遊びたい子どもにも、速乾アイテムは大活躍。
速乾アイテムは、家族皆で使えるものばかりです。
一通り揃えてみてはいかがでしょうか。
まとめ
髪を早く乾かす7つの手順を紹介しました。
2.マイクロファイバータオルで髪の水分を吸収し、
3.速乾スプレーをかけて、
4.クシで髪をとき、
5.湿度の低いリビングで、
6.髪にタオルを当てて、
7.根元からドライヤーを使う
という7つの手順が大事です。
忙しい大人はもちろん、遊びたい盛りの子どもも、髪を早く乾かしたいですよね。
髪を早く乾かして、空いた時間を有効に使いましょう。