※ 当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。  

夏休みや冬休みなど、子どもが楽しみにしている長期休み。

長期休みに、遊園地や動物園に出かけたり、旅行したりする計画を立てているご家庭も多いと思います。

でも、毎日、出かけるわけにいきませんよね。
自宅で過ごす期間が長いと、ダラダラ過ごしてしまいがち。

そこで、長期休みに、子どもがメリハリをつけた生活を送るメリット、方法とポイントを紹介します。

外出自粛期間の休校は「休み」ではありませんが、一日中自宅にいる子どもの過ごし方に悩んでいるお母さんも、是非、参考にしてください。

 

スポンサーリンク

長期休みに子どもがメリハリをつけた生活を送るメリット

長期休みに、子どもがメリハリをつけた生活を送るメリットをみていきましょう。

元の生活に戻りやすくなる

朝寝坊しても、学校に遅刻しなくて済む、夜更かししても、授業中に眠くならなくて済む休み。
学校が休みの日は、時間を気にせずに、テレビを見たり、ゲームをしたりして、ダラダラ過ごす子どもがたくさんいます。

でも、休みはいつまでも続きません。
休みが明けたら、いつものように、早起きをして、身支度をして、学校に行かなければいけません。
学校から帰ったら、宿題をして、早く起きられるように、早く寝なければいけません。

朝寝坊したり、夜更かししたりする期間が長ければ長いほど、朝寝坊や夜更かしが習慣になり、休み明けに元の生活に戻りにくくなります。

「明日から学校が始まるから、今日は早く寝よう」と思っても、長期間、夜更かしをしていると、早く寝られなくなります。
早く寝られなくても、学校に遅刻しないように、早く起きなければいけません。

元の生活リズムを取り戻すまで、睡眠不足の日々が続きます。
睡眠時間を確保できなければ、疲れやストレスがたまり、免疫力が低下して、病気にかかりやすくなってしまいます。

長期休みをダラダラ過ごさず、メリハリをつけた生活を送ることで、元の生活に戻りやすくなります

頭や気持ちを切り替える力がつく

社会人はオン、オフの切り替えが大事だと、よく耳にしますよね。
オン、オフの切り替えができない方は、仕事を終えて、家に帰っても、仕事のことを考えたり、逆に、仕事が終わっていないのに、余暇の過ごし方を考えたりします。

子どもにも、オンオフはあります。
オンは、学校や習い事の授業を受けている時間、宿題をしている時間、オフは、それ以外の時間ですね。
趣味がある子どもであれば、趣味に熱中している時間もオンに当たるかもしれませんね。

長期休みをダラダラ過ごすと、オン、オフの時間がないので、頭や気持ちを切り替えられなくなります

結果「宿題をしなければいけない」と分かっていても、頭や気持ちを切り替えられず、テレビを見たり、ゲームをしたりしてしまいます。
子どもの頃に、長期休みの終わりが近付いて、宿題を慌てて終わらせたという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

メリハリをつけた生活を送ることで、オン、オフの時間ができ、頭や気持ちを切り替える力がつきます

集中力がつく

オン、オフの時間には、それぞれ限りがあります。
限られた時間の中で、しなければいけないことを終えようとすると、集中しますよね。

例えば、3時間を宿題に充てるとしたら、3時間で宿題を終わらせるために、集中しなければいけません。
集中せずに、3時間以上かけて宿題をすると、自由に過ごすオフの時間を削ることになります。

オフの時間を楽しむために、オンの時間に集中することで、集中力がつきます

達成感を得られる

3時間で宿題を終わらせると決めて、本当に3時間で宿題を終わらせることができたら、自信がつきますよね。

もし、2時間で終わらせることができたら「明日は2時間で宿題を終わらせよう」と、チャレンジすることもできます。
目標時間を設けて取り組み、時間内に終わらせることで、達成感を得られます

長期休みに子どもがメリハリをつけた生活を送る方法とポイント

メリハリをつけた生活を送るためには、
先述したように、オンの時間、オフの時間を、明確にすることが大事です。

学校のある日は、オンの時間とオフの時間が、自然と定まっていますよね。
学校が休みの日は、オンの時間とオフの時間を、どのように設ければいいのでしょうか。

長期休みに、子どもがメリハリをつけた生活を送る方法とポイントをみていきましょう。

長期休みに、子どもがメリハリをつけた生活を送る方法

長期休みに、子どもがメリハリをつけた生活を送る方法は4つです。

することを書き出す

学校のある日は、身支度をしたり、授業を受けたり、宿題をしたりと、することがたくさんありますよね。

まずは、学校が休みの日にすることを書き出してください。
宿題以外にすることがない、宿題が終わってすることがない場合には、何かすることをみつけましょう
例えば、「早く計算できるように、ドリルを解く」などでも十分です。

時間を配分する

一日は24時間。
まず、24時間のうち、睡眠に充てる時間、身支度に充てる時間、食事に充てる時間など、生活に必要なことに充てる時間を確保してください。

そして、生活に必要なことにあてる時間を、差し引いた残り時間を、先程書き出した「すること」に配分していきます。

スケジュールを立てる

時間を配分したら、何時から何時までするのかスケジュールを立てます。
配分した時間内に終わらせられない場合を考えて、予備の時間を設けておくといいですね。

一日を振り返る

立てたスケジュールどおりに過ごせたとしても、過ごせなかったとしても、一日の終わりに、振り返りをおこないましょう。

立てたスケジュールどおりに過ごせなかったなら、どうして、スケジュールどおりに過ごせなかったのか、原因を突き止めてください。
スケジュールどおりに過ごせたなら、どうして、スケジュールどおりに過ごせたのか、理由を突き止めてください。

スケジュールどおりに過ごせなかったのは、もしかしたら、時間配分が間違っていたのかもしれません。
時間が足りなかったのであれば、翌日は、時間を多めに配分することで、スケジュールどおりに過ごせる可能性があります。

また、スケジュールどおりに過ごせたのは、時間配分が正しかった、しっかり集中できたなどの理由があるかもしれません。
一方で、時間が充分すぎたのかもしれません。一日の終わりに、過ごし方を振り返ることで、内容がより濃い時間を過ごせるようになります。

この4つを毎日繰り返すことで、長期休みであっても、子どもがメリハリをつけた生活を送ることができます。

ただし、幼稚園児や保育園児は、生活にメリハリをつけることを、強く意識する必要はありません。
というのも、幼稚園児や保育園児には、授業や宿題がなく、オンの時間、オフの時間がないからです。
生活にメリハリをつけなければいけないのは、特に、小学校低学年と高学年です。

なぜ、小学校低学年と高学年は、生活にメリハリをつけなければいけないのでしょうか。

小学校低学年
子どもは小学校に入学するまで、遊びを中心とした幼稚園や保育園に通っています。
小学校に入って初めて、授業を受けるんです。
そのため、小学校低学年で、長期休みをダラダラ過ごしてしまうと、せっかく身につきかけていた、授業を受ける習慣がなくなってしまいます。
小学校高学年
小学校高学年になると、中学受験を見据えて、勉強する子どももいるでしょう。
小学校に通っている期間は、小学校の宿題や部活で忙しく、中学受験に向けた勉強や準備を十分にできません。
そのため、長期休みに、中学受験に向けた勉強や準備をするのが最適なんです。

 

小学校低学年、高学年の理想的な過ごし方を紹介しておきます。

小学校低学年では、音楽や体育、図工、道徳などの他、国語と算数、生活を学習します。

生活とは、理科や社会を総合的に学ぶ教科。
理科や社会を学び始める小学3年生になる前に、生活の授業を行って、準備するんです。

国語や算数を重視して、音楽や体育、図工、生活を軽視しがちですが、まんべんなく取り組むことが大事。

音楽や図工は感性を育てるために、体育は基礎体力づくりに欠かせません。

国語や算数に、時間を大きく配分してもかまいませんが、音楽や体育、図工にも、時間を充てるようにしましょう。

でも、音楽や体育、図工を、どのように家で教えればいいのか、悩みますよね。例えば、音楽の教科書を見ながら、子どもと一緒に歌うだけでも十分です。
もし、自宅にピアノやキーボードがあるなら、弾いてあげてもいいですね。

小学校低学年では、得意科目や苦手科目はないかもしれません。
時間の配分に悩むなら、小学校の時間割どおりに過ごすのが一番です。

1時間目が国語 、2時間目が算数、3時間目が体育、4時間目が図工なら、午前中は、国語と算数、体育、図工に取り組みましょう。
図工が終わったら、昼食をとって、そして、掃除を手伝ってもらうといいですね。

小学校3年生になると、英語を学び始めます。
そのため、小学校高学年の子どもは、国語、算数、理科、社会、英語、そして、音楽、体育、図工を学ばなければいけません。

でも、一日で8教科に取り組むのは、難しいですよね。
小学校高学年になると、得意科目や苦手科目があると思います。

得意科目に充てる時間を減らしたり、苦手科目に充てる時間を増やしたりと、時間配分を工夫してください
得意科目や苦手科目がない場合、時間配分が難しい場合には、やはり、時間割どおりに過ごすのが一番です。

長期休みに、子どもがメリハリをつけた生活を送るポイント

長期休みに、メリハリをつけた生活を送るうえで、大事なポイントは2つです。

  1. オンとオフの時間を明確にすること
  2. 詰め込み過ぎないこと

 
です。

得意科目であれば、1時間で目標のページ数を解き終わるかもしれません。
でも、苦手科目であれば、解き終わらないかもしれませんよね。

予定の時間を過ぎた場合に備えて、スケジュールとスケジュールの間に、15分程度予備の時間を設けておくと安心ですよ。

スポンサーリンク

まとめ

長期休みに、子どもがメリハリをつけた生活を送るメリット、方法とポイントを紹介しました。

長期休みに、子どもがメリハリをつけた生活を送ると、
・元の生活に戻りやすくなる
・頭や気持ちを切り替える力がつく
・集中力がつく
・達成感を得られる

などのメリットがあります。

長期休みに、子どもがメリハリをつけた生活を送るには、
・することを書き出す
・時間を配分する
・スケジュールを立てる
・一日を振り返る

ことが大事です。

子どもが自分でスケジュールを立てて、実践して、振り返るのが一番です。
でも、子どもの年齢によっては、自分一人ではできません。
ぜひ、お母さんがサポートしてあげてくださいね。
 
 

スポンサーリンク
おすすめの記事