子どもが保育園や幼稚園に通うようになると、紙を折ったり、画用紙に絵を描いたりして、作品ができあがりますよね。
イベントや年度終わりに、作品を持ち帰ることが多いですが、皆さんはどのように保存していらっしゃりますか?
子どもの成長を感じられて嬉しくなる一方で、たまっていく作品を見て、どうしようかと悩むお母さんも多くいらっしゃると思います。
そこで、子どもの作品の保存方法と処分の仕方、注意点を紹介します。
目次
子どもの作品の保存方法
毎年たまっていく子どもの作品。
ダンボールや袋に入れたままにしていませんか?
子どもの作品はどのように保存すればいいのでしょうか。
子どもの作品の保存方法をみていきましょう。
ファイルに入れて保存する
子どもの作品はさまざまですが、作品の多くは折り紙や画用紙などの紙類です。
厚みがないのでかさばりませんが、量が多かったり、画用紙のサイズが大きかったりするため、保存方法に困るお母さんも多くいらっしゃると思います。
もし、作品に穴をあけてもいいなら、パンチで穴をあけて、大きなファイルに保存するのがおすすめです。
折り紙など、穴をあけられないものは、ポケットに入れて保存するといいですね。
学年ごとにファイルを分けたり、一学年でファイルがいっぱいにならなければ、付箋を貼ったりすれば、年齢別に作品を懐かしむことができます。
私のおすすめのファイルは「レイメイ藤井 作品ファイル」です。
画用紙を折らずにっぽり入れられるポケット、少し分厚い作品を入れられるマチのあるポケット、折り紙などを入れられるマチのないポケット、DVDを入れるポケットが付いています。
子どもの作品が少なければ、このファイル一つで十分保存できます。
レイメイ藤井 作品ファイルの口コミ
幼稚園の頃の作品や、絵画教室で描いた作品を収納しています。
小物を入れるポケットがあるので、ちょっとした写真や、運動会でのメダルなどを一緒にしまっておけるのがいいです。
あまり沢山入れすぎると、紙の復元力で閉じても勝手に開いてしまうので適当な量をしまってあげて下さい。
棚に整然と並べられるので置き場所にも困らないですし、今後もヘビーユースな予感がします。
6年分の絵の中から子どもに残したい物だけ選ばせた所、中に収まる枚数だけあっという間に決まりました。
「ここに入るだけ」と言うのも決めやすかったようで、今はスッキリ片付いてとても満足です。
箱に入れて保存する
私のおすすめの箱は「メモリアルボックス」です。
横63cm、縦45.5cmなので、画用紙やA2サイズの紙も楽に収納できます。
高さは10.5cmなので、高さがあまりない粘土作品なども保管できます。
また、箱をたくさん積み上げると散らかっているように見えたりインテリアを損ねたりしてしまいがちですが、たくさん積み上げても散らかっているように見えないデザインです。
縦横に大きいサイズでありながら、高さがあまりないので、ソファーの下やベッドの下など、ちょっとした隙間に入れられます。
たくさん積み上げるのが嫌な方は、家具の下の隙間に隠すといいですね。
ただ、箱は通気性が悪いので、梅雨の時期などは、箱の中の湿度が高くなってしまいます。
湿気を箱から逃がさなければ、紙の作品は柔らかくなったり、フニャフニャになったりするおそれがあります。
箱の蓋を開けて、湿気を箱から逃したり、除湿剤を入れたりして、定期的にケアしてくださいね。
メモリアルボックスの口コミ
今まで大きな紙袋にまとめて入れていたのが、スッキリそのまま入りました。
大きいものは画用紙の四つ切りサイズがスポッと入り、おお~気持ちいいくらいスッキリ。
また10cmの深さもあるので、ちょっと幅のある作品も一緒に入れられました。
今のところ1箱目には3~5歳の保育園作品、2箱目には小1の作品が入ってますが、まだまだ入りそうです。
平らな紙の作品なら3~4年分くらい入るんじゃないかな?と。
3年分入ったいうレビューを拝見しましたが、本当に入りました!
作品だけでなく、ワークなどその他諸々 残していた3年間分の作品一式しっかりと収まりました。
蓋を閉めても開いてこないのが嬉しかったです。
写真撮影してアルバムにまとめる
高さのあるものや壊れやすいものなど、立体的な作品は綺麗な状態を保って保管するのが難しいですよね。
棚の上に置いて飾ってもかまいませんが、いつかは置くスペースがなくなるので、全ての作品を置くわけにいきません。
保管が難しい作品、かさばる作品は写真に撮って、アルバムにまとめましょう。
子どもに、作品に対する想いを聞いて、写真の隣に書き込むのもいいですね。
写真撮影より手間がかかりますが、子どもに作品を持たせて、作品に関するコメントと一緒に、動画を録るのもおすすめです。
スケッチブックに貼って保存する
保存するほどでもない作品、小さな作品、友達からもらった手紙など、失くしてしまいそうなものは、スケッチブックにのりで貼って保存するのがおすすめです。
子どもがのりを使えるなら、お母さんと子どもが一緒に貼って、思い出のつまったスケッチブックを作るのも素敵ですね。
私のおすすめのスケッチブックは
「マルマン 図案シリーズ スケッチブック」です。
学校でも使用されている定番のスケッチブック。
幼稚園を含め、学校で使用するスケッチブックは横長タイプが多いので、保存に使用するスケッチブックも、横長のほうが子どももめくりやすいと思います。
余ったページには、子どもが絵を描いてもいいですよね。
また、手軽に持ち歩けるサイズなので、おじいちゃん、おばあちゃんに子どもの作品を見せる時にも持って行きやすいです。
マルマン 図案シリーズ スケッチブックの口コミ
水彩色鉛筆で塗ると少し裏に染み込みがありますが、次のページにはうちらないのであまり気になりません。
下に紙や新聞紙をひいて使っています。持ち歩くにも丁度いい大きさで使いやすいみたいです。
サイズもイイ感じでリュックにポンと入れても邪魔にならなくていいです♪
子どもの作品の処分の仕方
子どもの作品を保存する方法を紹介しましたが、全ての作品を保管するわけにはいきませんよね。
保管するスペースがなくなったり、飾っていたらボロボロになったりして、作品を処分しようと考えるお母さんもいらっしゃると思います。
では、子どもの作品は、どのように処分すればいいのでしょうか。
処分方法は自治体のゴミ捨てのルールに従って、指定のゴミの日に出すだけです。
でも、お母さん、お父さんが「作品を処分しよう」と思っても、子どもは処分してほしくないかもしれません。
子どもの目の前で、ゴミ袋に作品を入れるのはやめましょう。
もし、子どもが「あの作品はどこにいったの?」と尋ねるようであれば、数ヶ月、子どもの目に触れないところに保管します。
子どもから尋ねられたら「片付けているよ」とこたえて、作品を出して、子どもに見せてあげましょう。
作品が増えるにつれて、子どもは昔の作品を忘れていきます。
子どもが作品を忘れた頃に、こっそり処分するといいですよ。
処分する時の注意点
お母さん、お父さんが思っている以上に、子どもは作品に思い入れがあるかもしれません。
そのため、子どもの作品を処分する時には、注意しなければいけないことがあります。
しばらく飾る
子どもが作品を持って帰ったら、すぐに捨てずに自宅にしばらく飾りましょう。
一定期間、子どもの作品は幼稚園で飾られています。
幼稚園で飾られている間、子どもは先生やお友達から作品の出来を褒められます。
子どもはお母さんやお父さんにも褒めてほしいはずです。
子どもが作品を持ち帰ったら、まずは褒めて、子どもの目に触れる場所に飾ってあげましょう。
子どもがお母さん、お父さんから褒められたことに満足すれば、作品を自然と手放せるようになります。
子どもに選択させる
子どもはお母さんやお父さんの真似をするのが大好きです。
お母さんがものをどんどん捨てていたら、子どももどんどん捨てるようになります。
経験値がまだまだ浅い子どもには、ものの大切さ、捨てるものの基準を理解するのが難しいです。
子どもの作品に対する扱い方は、子どもの価値観に影響します。
年齢が低いうちは、子どもに決めさせるのは難しいと思います。
でも、意思疎通ができるようになり、そして、意思決定ができるようになったら、作品を保管するか捨てるかを子どもに聞いて、子どもに判断させることも大事です。
そして、そのイベントが始まる前に、作品を持ち帰ります。
持ち帰った作品は、イベントが終わるまで、リビングに飾っています。
自宅に持ち帰らなかった作品は、年度末に一気に持って帰ります。
袋にパンパンに詰まった作品は、子どもが寝た後に見て、子ども成長を楽しんでいます。
画用紙や折り紙など、かさばらない作品で保管しやすいものは保管しますが、保管しにくいものは両親に、子どもにとってのおばあちゃん、おじいちゃんにプレゼントします。
プレゼントした作品をいつ処分するかは、おばあちゃん、おじいちゃんに任せています。
ひいおばあちゃん、ひいおじいちゃんなど、お年寄りの親戚には、子どもの作品が喜ばれるそうです。
というのも、年を重ねるにつれて、食が細くなるため、食べ物をプレゼントしても食べきれず、自分に黙ってこっそり捨てていたのだとか。
ショックを受けた友人は、食べ物以外のものをプレゼントしようと考えたところ、子どもの作品をプレゼントすることを思いついたそうです。
結果、ひいおばあちゃん、ひいおじいちゃんは、ひ孫の成長を喜ぶとともに、ひ孫を思い出し、ボケ防止にもつながっていると言っていました。
子どもに作品のありかを尋ねられた時に「処分した」とはなかなか言いづらいですよね。
でも「おばあちゃん、おじいちゃん、ひいおばあちゃん、ひいおじいちゃんにプレゼントしたら、とても喜んでいた」と、子どもに伝えれば、子どもも喜んで、新たな作品に意欲を込められるのではないでしょうか。
まとめ
子どもの作品の保存方法と処分の仕方、注意点を紹介しました。
・箱に入れて保存する
・写真撮影してアルバムにまとめる
・スケッチブックに貼って保存する
などがあります。
子どもの作品を処分する場合、自治体のゴミ捨てのルールに従って、指定のゴミの日に出すだけですが、くれぐれも、子どもの目の前で、ゴミ袋に作品を入れるのはやめましょう。
また、子どもの作品を処分する時には、しばらく飾って出来を褒めることを忘れずに。
子どもが意思疎通、意思決定をできるようになったら、作品を保管するか捨てるか、子どもに聞いてみてもいいですね。
私達大人がそうぞしている以上に、子どもの作品には想いが詰まっています。
子どもの作品を綺麗に保管して、いつか、子どもと一緒に作品を見ながら、思い出話をするのも素敵ですね。