「自分の荷物を持たせたい」「保育園に通うことになった」など、さまざまな理由で幼児用リュックを用意しますよね。
でも、「リュックをどのように選べばいいのか分からない」と悩んでいるお母さんもいらっしゃるのではないでしょうか。
子どもの身体にピッタリで、好みにピッタリのリュックを選ばなければ、子どもがリュックを嫌いになってしまうかもしれません。
子どもが自分から背負いたがるようなリュックを選んであげたいですよね。
幼児用リュックの選び方、おすすめのリュックを紹介します。
目次
幼児用リュックの選び方
幼児用リュックの選び方は4つあります。
幼児用リュックを用途で選ぶ
どんな時に使うリュックを探していますか?
幼稚園や保育園に通うための通園用のリュックか、買い物や公園に行くための普段用のリュックかによって、使うリュックが変わります。
というのも、通園用のリュックと普段用のリュックでは、入れる荷物が変わるからです。
お母さんと一緒に出かける時であれば、リュックに入りきらない荷物をお母さんが代わりに持ってあげられます。
でも、通園時など、お母さんと離れる場合、お母さんが代わりに持ってあげられませんよね。
通園用のリュックを買うなら、幼稚園や保育園に何を持って行かなければいけないのか、リュックに入れる荷物を把握しておきましょう。
息子が2歳の時に、プレ幼稚園に通うことになり、幼児用リュックを買いました。
リュックには、水筒、お弁当、着替え、オムツ3枚、ハンドタオルを入れました。
これは、幼稚園から「絶対に持ってきてほしい」と指定されたものです。
3歳になり、幼稚園に入った今は、体操着入れとして、幼稚園に持って行っています。
幼稚園や保育園によって、持って行くものは違うので、リュックを購入する前に確認してください。
また、幼稚園によっては、リュックではなく、幼稚園が指定するバッグを購入しなければいけない場合があります。
幼稚園が指定するバッグで通園するなら、通園用のリュックを購入する必要はありませんので注意しましょう。
通園用ではなく、普段用のリュックであれば、お母さんが子どもに「持ってほしい!」と思うものが入るリュックを選びましょう。
例えば、お母さんが「おやつぐらい、自分で持ってほしい!」と思うなら、普段用のリュックは小さくてもかまいません。
私は着替え、絵本、おやつをリュックに入れて、息子に背負わせています。
幼児用リュックを身長や年齢で選ぶ
大人が子ども用のリュックを背負うと違和感があるように、子どもが大人用のリュックを背負うのはおかしいですよね。
子どもの体格にあったリュックを選ばなければ、違和感があるのはもちろん、身体に余計な負担がかかって、姿勢が悪くなるおそれがあります。
身長別、年齢別にリュックのサイズを公表しているメーカーがあるので、メーカーのホームページを確認しましょう。
メーカーが公表していない場合は、通販サイトで、自分の子どもと同じ体格の子どもを育てているお母さんの口コミを探して参考にしましょう。
幼児用リュックを素材で選ぶ
雨の日に、背負ったリュックがぬれないように、傘を上手に差すのは難しいですよね。
大人ほど、力がない子どもはなおさらです。
リュックが雨にぬれると、中の荷物もぬれてしまう可能性があります。
幼稚園や保育園からのお手紙は、上質紙ではなく、わら半紙がほとんど。
わら半紙は柔らかいので、少しぬれただけで破れてしまいます。
リュックが雨にぬれても、中の荷物までぬれなくて済むように、ナイロン素材のリュックか、撥水加工されたリュックを選ぶといいですよ。
幼児用リュックを使いやすさで選ぶ
リュックを買うのはお母さんですが、実際にリュックを使うのは子ども。
子ども目線で使いやすいリュックを選んであげましょう。
使いやすいリュックを選ぶポイントは、次の4つです。
荷物を出し入れしやすい
リュックの口が小さかったり、狭かったりすると、荷物を出し入れしづらいですよね。
私達大人であれば、荷物の向きを変えて入れたり、荷物を折りたたんで入れたりします。
でも、子どもは荷物の向きなど気にせずに、リュックに荷物をどんどん詰め込みます。
リュックに入れたい荷物の大きさに対して、リュックの口が小さいと、荷物が引っかかってしまいます。
荷物の出し入れに手間取ったり、子どもがイライラしたりしてしまうかもしれません。
入れたい荷物を簡単に出し入れできるリュックを選びましょう。
開閉しやすい
リュックの口が大きくて、荷物を出し入れしやすくても、口を開け閉めできなければ出し入れできませんよね。
ほとんどのリュックが、チャックで開け閉めできるタイプ、マジックテープで開け閉めできるタイプ、紐で口を縛るタイプのどれかです。
- チャックタイプは、力が必要ありませんが、器用さが求められます。
- マジックテープタイプは、器用さが必要ありませんが、力は求められます。
- 紐で口を縛るタイプは一番簡単に口を開け閉めできますが、紐をきっちり縛る力が必要です。
チャックタイプ、マジックテープタイプ、紐タイプのどれが開け閉めしやすいのか、子どもに実際に開閉させて判断しましょう。
背中に当たる面にクッションがある
リュックに入れる荷物が軽く、柔らかいものばかりであれば、荷物が背中に当たっても痛くありません。
でも、荷物の中に重く硬いものが一つでもあれば、背中に当たると、痛かったり不快に感じたりします。
リュックの背中に当たる面に分厚いクッションがあれば、硬い荷物が背中に当たっても痛くありませんよ。
肩からズレ落ちない
子どもは走ったり、跳んだりと、身体をたくさん動かします。
リュックを背負ったまま身体を動かすと、肩紐がズレて落ちてしまいます。
ズレ落ちる度に肩紐を正しい位置に戻していると、子どももお母さんもストレスがたまってしまいますよね。
リュックを背負ったまま、子どもが身体を好きに動かせるように、チェストベルトが付いているリュックを選びましょう。
チェストベルトとは、左右の肩紐を胸の前で合わせてカチッと留められるベルト。
左右の肩紐がズレ落ちるのを防いでくれますよ。
子どもに好きな色やキャラクターがあるなら、子どもの好みにあったリュックを選びましょう。
いくつか候補を挙げて、「この中で、どのリュックが一番好き?」と、子どもに直接尋ねてみるのもいいですね。
メーカーや通販サイトの口コミなどを参考にして、息子の身長、年齢にあうリュックを探しました。
でも、リュックを見るだけでは、息子の身体にピッタリあうサイズが分かりませんでした。
そこで、お店でいろいろなサイズのリュックを息子に背負わせました。
事前に、幼稚園から指定された荷物が入るサイズを計算していたので、身体にピッタリで、荷物が入るサイズのリュックを、その場で購入することができました。
とはいえ、買って間もない頃は、身体に対してリュックが大きく感じられました。
でも、子どもの成長は早いので、すぐにしっくりきます。
3歳になった今では、身体とリュックの大きさがフィットして違和感が全くありません。
リュックを何年後まで使い続けたいか、リュックを背負っている子どもの数年後の姿をイメージして買うことも大事かもしれませんね。
おすすめの幼児用リュック
ショッピングモールに行ったり、通販サイトを見たりすると、幼児用リュックがたくさん売られていて、「どれを選べばいいのか、分からない!」と困るお母さんもいらっしゃると思います。
おすすめの幼児用リュックを2つ紹介するので、是非通販サイトをチェックしてみてください。
OUTDOOR PRODUCTS チアフル キッズ リュックサック
OUTDOOR PRODUCTSのリュックを背負っている子どもをよく見かけるぐらい大人気で、定番の幼児用リュック。
デザインが20種類もあるので、子どものお気に入りのリュックをみつけられます。
OUTDOOR PRODUCTS チアフル キッズ リュックサックの口コミ
87センチの息子が背負うには少し大きめですが、肩の部分は長さの調節ができるので、一番短くしたら背負えました。
着替えをいれるとなかなかかさばるので、このくらいの大きさのリュックを探していました!
息子に画面をみせて色柄を選ばせたので、届いてすごく喜んでいます。
カラーバリエーションも豊富で娘はスイーツ柄を選び、実物も可愛かったです
THE NORTH FACE キッズ スモールデイ
老舗のアウトドアブランドのTHE NORTH FACEのリュック。
荷物をたくさん入れても、身体に負担がかからない設計で、普段使いはもちろん、遠足や登山などでも大活躍します。
THE NORTH FACE キッズ スモールデイの口コミ
小学生になっても使えると思い選びましたが、大正解です!!
ちょっとした山登りや、キャンプなどにも使えそう!しっかりした作りで長く使えそうです
大きさもちょうどよく、お弁当、敷物、水筒、おしぼり、おやつ、かっぱを入れてもまだ少し余裕があります。
ファスナーの開閉もスムーズです。大きくなるまで長く使えそうです
まとめ
幼児用リュックの選び方、おすすめのリュックを紹介しました。
幼児用リュックの選び方は、
・用途で選ぶ
・身長や年齢で選ぶ
・素材で選ぶ
・使いやすさで選ぶ
の4つです。
いくつか候補を挙げて、最終的に子どもに選ばせるのもいいですね。
子どもが自分の荷物を自分で持ってくれるようになると、お母さんも助かります。子どもが気に入るリュックをみつけてくださいね。