赤ちゃんの頭の上を、音楽にあわせて、可愛い動物やキャラクターが回るメリー。
昔から大人気のベビー用品で、母によると、私が赤ちゃんの頃にも使っていたそうです。
しかし、保健士さんからメリーのデメリットを教えられた母はメリーを片付けてしまったのだとか。
メリーを使うなら、メリットとデメリットを知って、安心して使いたいですよね。
メリーのメリットとデメリット、おすすめのメリーを紹介します。
目次
メリーのメリット
まずは、メリーのメリットをみていきましょう。
赤ちゃんの視覚や聴覚を刺激する
多くのメリーに、3つ以上の可愛いマスコットがぶら下がっています。
メリーを回せば、そのマスコットが赤ちゃんの頭の上をぐるぐる回ります。
生まれて間もない赤ちゃんの視力は、まだまだ発達の途中で、物がはっきりと見えていません。
視界にぼんやりと入るマスコットを、目で一生懸命追いかけるので、視覚の発達を促せます。
また、赤ちゃんは眠りにつくまで、メリーから流れる音楽をずっと聞き続けることになります。
一曲の音楽が一定時間何度も繰り返し流れるので、音楽を記憶したり、聴覚の発達を促したりできます。
寝かしつけに最適
抱っこして少し外出しただけでも、疲れてしまう赤ちゃん。
赤ちゃん本人は歩いていないのに、疲れてしまうのは不思議ですよね。
赤ちゃんは身体を動かしていなくても、目や耳などを使うだけで疲れます。
というのも、脳が刺激を受けているからです。
メリーは赤ちゃんの視覚や聴覚を刺激するので、メリーを回しているうちに、いつの間にか寝ている赤ちゃんがほとんどです。
メリーのデメリット
続いて、メリーのデメリットをみていきましょう。
取り付ける位置によっては、赤ちゃんが引っ張ってしまう
ベビーベッドの高さ、メリーを取り付ける位置の高さ、赤ちゃんの手の長さによっては、メリーに赤ちゃんの手が届いてしまいます。
メリーに赤ちゃんの手が届いてしまうだけならいいのですが、メリーを強く引っ張って、折れたり、壊れたり、倒れたりすると、赤ちゃんが怪我をするおそれがあります。
メリーは赤ちゃんの頭の上に取り付けるものなので、メリーが倒れると、赤ちゃんの頭や顔に当たって、顔に傷がついてしまうかもしれません。
大泣きしている時には効果がない
メリーの音量を超えるような大声で泣いている時、目を閉じて泣いている時には、赤ちゃんの耳に音楽が、目に可愛いマスコットが入らないので効果がありません。
ベビーベッドによっては、メリーを取り付けられない
メリーによって取り付け方は異なりますが、ベビーベッドの枠に、メリーに付属している大きなネジをくるくると回して取り付けるタイプがほとんどです。
そのため、ベビーベッドの枠が薄かったり、反対に分厚かったりすると、メリーを取り付けられない可能性があります。
タイプによっては、使用期間が短い
メリーには、ベビーベッドに取り付けて使うタイプと床に置いて使うタイプがあります。
床に置いて使うタイプのメリーは、ベビーベッドではなく、床に布団を敷いて寝る赤ちゃんを想定して作られています。
そのため、赤ちゃんが寝返りするようになると、メリーにぶつかって、メリーが赤ちゃんの身体に倒れるおそれがあります。
個人差はありますが、一般的に赤ちゃんが寝返りをする時期は生後6ヶ月頃。
つまり、床に置いて使うタイプのメリーは、6ヶ月間しか使えないのです。
保健師さんは母に「ぐるぐる回るメリーを赤ちゃんに見せると、目の焦点が合わなくなる」と言われたそうです。
保健師さんからそう言われると、「なるほど」「確かに、言われてみればそうかもしれない」と納得しますよね。
でも、ベビー用品コーナーでさまざまなメリーが売られていることから分かるように、メリーは大人気の育児用品。
メリーを見て、赤ちゃんの目の焦点が合わなくなるなら、メリーは販売中止になるはずですよね。
付属している説明書どおりに使えば、赤ちゃんの目に問題は起きないと思います。
メリーを使い始めて、赤ちゃんに気になることが出てきたら、メリーの使用をストップして、小児科で相談してみてください。
おすすめのメリー
私のおすすめのメリーは「タカラトミー ディズニー やわらかガラガラメリーデラックスプラス」です。
私には子どもが2人いますが、2人とも、このメリーを使っています。
どうして、他のメリーに見向きもせずに、このメリーを使い続けているのか、このメリーのおすすめのポイントを紹介します。
お馴染みの音楽が5曲、自然を感じられる音楽が1曲入っている
「星に願いを」「ミッキーマウス・マーチ」「ゆりかごの歌」など、子どもはもちろん、お母さんもお馴染みの音楽が5曲、
そして、まるで森の中にいるような自然を感じられる音楽が1曲入っています。
赤ちゃんの耳に優しいオルゴール音で赤ちゃんを興奮させることなく、心地良い眠りに誘ってくれます。
また、ボタンを押せば、音楽やテンポ(通常とゆっくりの2種類)を切り替えられ、つまみを回せば、音量を調整できます。
メリーには、手動式と電動式の2タイプがあります。手動式は電池を使わないので電池代がかかりませんが、メリーがいつ止まるのか予測できないのが難点。
電動式は電池代がかかりますが、メリーが一定時間回り続けます。
もし、続けて回し続けたいなら、一定時間が経過する前にボタンを押せばいいので手軽です。
胎内音が1曲入っている
赤ちゃんの近くで、レジ袋をグシャグシャに丸めると、赤ちゃんが安心すると聞いたことはありませんか?
実はレジ袋を丸める時に鳴る音が、胎内音に似ているそうで、赤ちゃんが「お母さんのお腹の中にいる」と思って安心するのだとか。
このメリーは、レジ袋を丸める時に鳴る音に、「ドクンドクン」という心臓の音を加えて流してくれるので、赤ちゃんはお母さんのお腹の中で聞いていた音により近い音を聞くことができます。
ライトがついている
ボタン一つで、明るいライト、薄暗いライトの2種類を簡単に切り替えることができます。
明るいライトといっても、赤ちゃんが目を覚ますような明るさではありません。
夜に授乳したり、オムツ交換したりする時に、ライトをつければ、赤ちゃんが目を本格的に覚ますことなくお世話することができます。
部屋の照明をつけると、寝ぼけていた子どもが目をしっかり覚ましてしまい、授乳しても寝付かず、ずっと抱っこして寝かし付けていました。
でも、部屋の照明をつけずに、このメリーのライトをつけて、オムツ交換をするようにしたところ、子どもが目を本格的に覚まさなくなりました。
オムツ交換をして、メリーを回して音楽を流せば、寝ぼけていた子どもが自然と寝てくれるようになったんです。
抱っこから解放されたうえに、私も心地良いオルゴール音に癒されて、いつの間にか寝るように・・・
おかげで、子どもだけでなく、私も睡眠不足を解消できました。
タイマー機能がついている
赤ちゃんの寝かし付けに使えるメリーですが、赤ちゃんの眠りは浅いためメリーがいつまでも回り続けていると、流れている音楽が耳に入って眠りから目を覚ましてしまう可能性があります。
このメリーは、ボタンを押してから20分後に、音楽やメリーの動きが自動的に止まるようになっています。
万が一、消し忘れても、電池を無駄に使ってしまうおそれがありません。
「20分間って短いなぁ」と思うお母さんもいらっしゃるかもしれませんが、私の子どももメリーが回っている20分のうちに眠りについています。
可愛いマスコット
優しい色合いのミッキー・ダンボ・バンビ、・マリーが赤ちゃんの頭の上をぐるぐる回ります。
マジックテープで取り付けられているので、簡単に取り外せます。
赤ちゃんの手指が発達して、物を持てるようになったら持たせて遊ぶこともできるので、似たようなおもちゃを余分に買わなくて済みます。
朝早くに目が覚めた時には、自分で電源ボタンを押して、メリーを回して、ご機嫌に遊んでいたことがあります。
タカラトミー ディズニー やわらかガラガラメリーデラックスプラスの口コミ
最初は目でラトルを追い、足をバタバタさせる程度でした。
4か月頃にはラトルに向かって喃語で話しかけ、手足を激しくバタバタさせてなかなか楽しそうです。
もう少しでラトルを掴みそう。
我が家では子供がミルクが足りている状態であれば、すぐに夢中になってくれるので、その間に家事をしたりと大変助かっています。
まだ1か月の娘には早いかな?と思いましたが、実際は、とても喜んでくれました。
一生懸命、ぬいぐるみの動きを追ったりして、時々ニッコリ笑ったり。
親のほうがその姿に癒やされています。
向きグセがあったのですが、このおもちゃのお陰で改善してきました。
短時間でも、家事をする時間が出来るなど、いいことばかり。オススメです!
まとめ
メリーのメリットとデメリット、おすすめのメリーを紹介しました。
メリーには、赤ちゃんの視覚や聴覚を刺激する、寝かしつけに最適というメリットがあります。
また、取り付ける位置によっては、
赤ちゃんが引っ張ってしまう
大泣きしている時には効果がない
ベビーベッドによっては、メリーを取り付けられない
タイプによっては、使用期間が短いというデメリットがあります。
メリーは便利な育児用品です。
家事をする時、一人でホッと一息つきたい時など、赤ちゃんから離れる時には、メリーに子守を任せてみてはいかがでしょうか。