性別に関係なく、子どもの頃にぬいぐるみを買ってもらった方は多いと思いますが、今、そのぬいぐるみをどうしていますか?
大人になって、一緒に過ごさなくなったぬいぐるみをどう処分するべきか、悩んでいる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
ぬいぐるみの処分方法を5つ紹介するので、参考にしてください。
目次
第一章:ゴミの日に出す
ぬいぐるみの一番楽な処分方法は、ゴミとして、指定のゴミの日に出すことです。プラスチックが全く使われていない、布や綿だけで作られているぬいぐるみであれば、可燃ゴミの日にぬいぐるみをそのまま出すことができます。もし、目や鼻など、部分的にプラスチックが使われているなら、プラスチックの部品を取って、可燃ゴミと不燃ゴミに分けて出しましょう。また、ぬいぐるみの大きさによっては、可燃ゴミや不燃ゴミとして処分できない場合があります。幅や高さなど、一辺が50cm以内のぬいぐるみであれば、可燃ゴミや不燃ゴミとして、処分できる場合がほとんどです。でも、50cmを超えると、粗大ゴミとして処分することになるかもしれません。処分方法が分からなければ、自治体に問い合わせてください。
第二章:誰かに譲る
ぬいぐるみの一番楽な処分方法は、指定のゴミの日に出すことだと紹介しました。
でも、ぬいぐるみをゴミとして処分できる方は、おそらく、こちらのページをご覧になっていないと思います。
ぬいぐるみをゴミとして処分するのが嫌だから、他にぬいぐるみの処分方法はないかと、検索されているんですよね。
ずっと一緒に過ごしてきたぬいぐるみを、自分と同じように可愛がってくれる人をみつけたい。
このような考えをもっている方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。
ぬいぐるみの新しい持ち主をひと目見たい、自分の手元を離れても、これからもぬいぐるみを見たい。
そういった気持ちがあるなら、自分の子どもや孫に、ぬいぐるみをプレゼントしましょう。
「お母さんが大切にしてきたぬいぐるみを渡したい」、「おばあちゃんの代わりに、可愛がってくれるかな?」など。自分がぬいぐるみを大切にしてきたことを伝えて、子どもや孫に渡してください。
貴金属や着物などと同じように、ぬいぐるみも代々受け継がれていくかもしれません。
子どもや孫がぬいぐるみを受け取ってくれない、子どもや孫がいないという方は、幼稚園や子育て支援センターなど、施設や団体に寄付しましょう。
簡単に落とせる汚れはウェットシートで拭き取る、ひどい汚れはクリーニングで落とすなど、マナーを守って寄付してくださいね。
第三章:ぬいぐるみ供養をする
ぬいぐるみ供養という言葉を聞いたことはありますか?
人形供養と同じように、ぬいぐるみを神社やお寺などに持って行けば、供養してもらえます。
目や鼻がついているぬいぐるみには、魂が宿るといわれています。
また、長年一緒に過ごしてきたぬいぐるみには、持ち主の魂が移るともいわれています。
ぬいぐるみを処分することに気が引ける方は、神社やお寺などで、ぬいぐるみを供養してもらいましょう。
自分で寄付する先をみつけられない方は、ぬいぐるみ供養をした後に、寄付先を代わりに探してもらうのもいいですね。
第四章:フリマで売る
フリーマーケットで、ブルーシートにぬいぐるみがたくさん並んでいる光景を目にしたことはありませんか?
新しい持ち主を見つけたいなら、フリマでぬいぐるみを売り出すのも一つです。
私はフリマでぬいぐるみを購入したことがありますが、一つ50円から100円など、安いものばかりでした。
利益はあまり見込めませんが、人の目に止まりやすく、気軽に購入しやすいのがフリマの魅力。
新しい持ち主を早く見つけることができます。
対面型のフリマではなく、フリマアプリなどでぬいぐるみを出品してもかまいません。
ただし、フリマアプリでぬいぐるみを出品する場合には、次の2点に気をつけましょう。
送料に注意する
ぬいぐるみは軽いですが、かさばるので送料が予想以上にかかるかもしれません。
自分が送料を負担する場合、送料がどれぐらいかかるのかを事前に調べて、価格をよく考えたうえで出品しましょう。
着払いなど、相手に送料を負担させる場合であっても、送料がどれぐらいかかるのかを記載してあげると、相手も購入しやすいですよ。
汚れについて、詳しく明記する
ぬいぐるみを手に取って、じっくり見ることができないぶん、汚れについて詳しく明記する必要があります。
汚れについて明記したうえで、汚れている箇所を撮影して、写真を載せましょう。
高く売りたいから、どうしても売りたいからといって、汚れていることを隠したまま出品すると、取引が成立した後にトラブルになってしまうおそれがあります。
第五章:リサイクルショップに持ち込む
私の一番のおすすめの処分方法は、リサイクルショップで売ることです。
リサイクルショップにぬいぐるみを持ち込めば、店頭で販売できるもの、販売できないものに、リサイクルショップが分けてくれます。
店頭で販売できないものに関しては、リサイクルショップで処分してもらうようにお願いをすれば、ぬいぐるみに後ろ髪を引かれることなく、ぬいぐるみを処分できます。
ただし、処分を受け付けていないリサイクルショップもあるので、処分を受け付けてくれるかどうか、リサイクルショップにぬいぐるみを持ち込む時にたずねてみてくださいね。
母から「そんなにぬいぐるみを集めてどうするの?」ときかれて、「子どもが生まれたら、子どもに譲る」と言っていました。
でも、子どもにぬいぐるみを譲ったところ、子どもには子どもの好みがあって、一緒に遊ぶぬいぐるみ、遊ばないぬいぐるみに分けられてしまいました。
そこで、子どもが遊ばないぬいぐるみを処分することにしました。
でも、子どもにとっては、遊ばないぬいぐるみでも、私にとっては、子どもの頃の思い出がたくさん詰まったぬいぐるみ。
ゴミとして処分することはできませんでした。
「無料でもいいから、引き取ってほしい。できれば、新しい持ち主に出会ってほしい」という想いから、リサイクルショップに、段ボールいっぱいのぬいぐるみを持ち込むことにしました。
値段はつかないと思っていましたが、買い取り価格がついたので、店頭でぬいぐるみを置いてもらえるんだと思うとホッとしました。
まとめ
ぬいぐるみの処分方法を5つ紹介しました。
ぬいぐるみを処分する方法には、ゴミの日に出す、自分の子どもや孫に譲ったり、幼稚園や子育て支援センターなどの施設や団体に寄付したりする、ぬいぐるみ供養をする、フリマで売る、リサイクルショップに持ち込むなどがあります。
ぬいぐるみには子どもの頃の思い出がたくさん詰まっていると思いますが、いつかはお別れしなければいけません。
ぬいぐるみをゴミとして捨てられない方は、紹介した方法で、ぬいぐるみの新しい持ち主を探してあげてくださいね。