生後間もない赤ちゃんは眠りが浅く、夜はもちろん、朝寝、昼寝、夕寝など、頻繁に寝ることになります。
「赤ちゃんを寝かせるベビーベッドは、どこに置けばいいの?」と、悩んでいるお母さんも多くいらっしゃるのではないでしょうか。
ベビーベッドを置く部屋を決めるポイント、置く場所を決めるポイントを紹介します。
目次
ベビーベッドを置く部屋を決めるポイント
紹介したように、生後間もない赤ちゃんは頻繁に寝ます。
一日のほとんどを、寝て過ごすんですね。どれぐらい寝て過ごすのかというと、なんと、一日20時間も寝て過ごすんです。赤ちゃんがよく寝てくれると、お母さんは自分の時間を確保できるので、助かりますよね。
でも、赤ちゃんは新陳代謝が活発。汗をかきやすいので、室温が少し上がるだけで、寝心地が悪くなります。
また眠りが浅いので、何度も目を覚まします。赤ちゃんの小さな変化や泣き声に気付けるように、赤ちゃんが寝る部屋で、お母さん、お父さんも寝るようにしたいですね。
ベビーベッドは、ベビーベッドを置くスペース、お母さん、お父さんの寝るスペースを確保できる部屋に置きましょう。
ベビーベッドを置く場所を決めるポイント
ベビーベッドを置く部屋を決めたら、部屋のどこに、ベビーベッドを置くかを考えましょう。
ベビーベッドを置く場所を決めるポイントは5つあります。
1.エアコンの風が当たらない場所
赤ちゃんは、体温の調節機能が未熟。気温の変化が小さい春、秋以外は、エアコンをつけっぱなしして、室温を一定に保つ必要があります。
でも、エアコンの冷風が赤ちゃんに直接当たると、赤ちゃんはお腹を壊したり、風邪をひいたりしてしまいます。
また、温風が赤ちゃんに直接当たると、身体が熱くなって、汗をかいて、汗疹などの肌トラブルを起こしてしまいます。エアコンの風が当たらない場所に、ベビーベッドを置きましょう。
とはいっても、部屋の構造上、どうしても、エアコンの真下や風が当たる場所に、ベビーベッドを置かなければいけないというご家庭もあると思います。このような場合には、エアコンの風から、ベビーベッドを守るために、風よけを使いましょう。
私のおすすめの風よけは、
「ベビーベッドガード 各社用 かや」です。
細かい網目のネットで、ベビーベッドをすっぽり包んでくれます。エアコンの風はもちろん、埃や虫の侵入も防ぐことができます。
「ベビーベッドをすっぽり包んだら、お世話する時に、風よけを外さないといけないんじゃないの?」と心配になる方がいらっしゃるかもしれません。
でも、真ん中にチャックが付いているので、お世話をする時にはチャックを外せばいいだけ。風よけを取り外す必要はありません。
ベビーベッドガード 各社用 かやの口コミ
どうしても子どもに直接風が当たってしまう配置ですが、
かやのおかげで防げています。設置もかんたんでした。
設置も簡単で、夜間の授乳時もチャックで大きく開くので、とても便利です。
普段は全くみかけないだけに、「どうして、里帰り出産の時期に出てきたの!?」と、両親も私も駆除に追われていました。駆除といっても、ベビーベッドの近くで殺虫剤を使うわけにいかず、みつけたアリをガムテームで取るという原始的な駆除方法。当然、全てのアリを駆除することはできません。
そこで、「とりあえず、ベビーベッドに入らなければいい」と思い、こちらの風よけを購入し、アリから赤ちゃんを守りました。
里帰り出産を終えた後は使っていませんが、収納スペースを全然取らないので、念のために保管しています。赤ちゃんがつかまり立ちするようになると、風よけをつかんで遊んでしまうかもしれません。
でも、赤ちゃんの月齢が低いうちは、さまざまな用途で大活躍するアイテムです。
2.日光が直接当たらない場所
ちょっとしたことで興奮する赤ちゃんは、明るい部屋では寝つきません。
また、眠りが浅いので、暗かった部屋が明るくなると、目を覚ましてしまいます。「じゃあ、日光が全く差し込まない、電気をつけない限り、ずっと真っ暗な部屋に、ベビーベッドを置こう」と考える方がいらっしゃるかもしれませんが、それはNG。
確かに、日光が差し込まない部屋であれば、赤ちゃんは寝つきやすくなります。
でも毎朝、目覚める時に、日光を浴びて、寝る時には、暗い部屋で寝る。このサイクルを繰り返すことで、朝と夜の区別がつくようになり、睡眠リズムが形成されていきます。
日当たりのいい部屋で、日光が直接当たらない場所に、ベビーベッドを置くのがベストなんです。
とはいえ、日光が直接当たらなくても、日当たりがいいと、部屋が自然と明るくなって、赤ちゃんが寝つきにくくなると思います。赤ちゃんが寝る時には、遮光カーテンを閉めて、部屋を自然な暗さにしてあげましょう。
私のおすすめの遮光カーテンは、
「カーテン 遮光 1級 4枚セット 【満天カーテン 北欧おしゃれ遮光カーテン】」です。
遮光カーテンって、暗めの色のカーテンが多いですよね。日光をさえぎるためだから仕方がないとはいえ、「赤ちゃんの部屋に、暗めの色のカーテンをつけるのは...」と悩む方もいらっしゃると思います。
でも、こちらの遮光カーテンは、デザインや色がとても豊富!暗めの色はもちろん、明るめの色のカーテンも売られています。赤ちゃんの部屋にピッタリのカーテンをみつけられますよ。
カーテン 遮光 1級 4枚セット 「満天カーテン 北欧おしゃれ遮光カーテン」の口コミ
また買い足したいなと思います。
陽射しもほぼ遮ってくれます。
もう一部屋の大きいカーテンも購入予定ですが、この一級遮光のカーテンにするつもりです。
上の子は、部屋が少し明るくても寝ついてくれたので、遮光カーテンを閉めるだけで十分でした。
でも下の子は、部屋が少しでも明るいと、全く寝ついてくれませんでした。そこで、遮光カーテンに、遮光シートを加えることにしました。
私のおすすめの遮光シートは、
「インテリアアート断熱・遮光シート 2枚組 フック12個付き」です。
インテリアアート断熱・遮光シート 2枚組 フック12個付きの口コミ
これを購入し使ってみたら、外が明るくなっても室内は暗いので、目覚ましが鳴るまで寝ていることができるようになりました。大変満足しています。
幼い娘が朝の光で早朝に起きていたのが改善されました!!
そこでみつけたのが、カーテンレールにつけられる、遮光シート。
カーテンレールに、S字フックで遮光シートを取り付けられるんです。カーテンレールは、カーテン用・レースカーテン用で2本ありますよね。
カーテン用のカーテンレールに遮光カーテンを、レースカーテン用のカーテンレールに遮光シートを取り付けました。こちらの遮光シートはとても軽いので、カーテンレールがなくても、突っ張り棒を使えるスペースがあれば、突っ張り棒にS字フックをかけて使用できます。
遮光シートと遮光カーテンが、日光をしっかりさえぎってくれるので、部屋が真っ暗になりました。部屋が真っ暗になると、下の子はぐっすり。
遮光シートは外からの熱も遮断してくれるので、エアコンの冷房の設定温度を少し高めにしていても、部屋が涼しくなりました。節約できた電気代で、遮光シートの費用を取り戻せたと思います。
遮光カーテンだけでは、部屋が暗くならないという方は、遮光シートも併用してみてください。
3.音が響かない場所
大人にとっては小さな音でも、赤ちゃんは敏感に反応してしまいます。
車や電車が走る音など、外から聞こえる音、テレビの音や家事をしている音など、家の中で発生する音が、赤ちゃんの耳に入らないようにすることが大事。
大通りに面している窓やテレビから離れた場所に、ベビーベッドを置きましょう。ベビーベッドを置く部屋にテレビを置いていなくても、壁を挟んだ場所にテレビがあれば、テレビの音が伝わってしまいます。テレビの音量には、気を付けてくださいね。
4.お世話をしやすい場所
ベビーベッドの近くには、オムツやお尻拭きシート、ガーゼや着替えなど、お世話に必要なアイテムを置きます。もちろん、ベビーベッドから離れた場所に置いてもかまいません。
でもベビーベッドの近くに、お世話に必要なアイテムを置いたほうが、わざわざ取りに行く手間がかかりませんよね。つまり、ベビーベッドとお世話に必要なアイテムはセット。お世話に必要なアイテムと一緒に置くことができる場所に、ベビーベッドを置きましょう。
また、忘れてはいけないのが、お世話に必要なスペースの確保です。ベビーベッドとお母さんが寝るスペースの間に、お母さんが立つスペースを確保しなければいけません。
「布団の上に立つ」という行儀の悪さも気になりましたが、布団の上に立つと、安定感がないため、赤ちゃんを抱っこする時に、いつも以上に踏ん張らなければいけませんでした。
もし、お世話に必要なスペースを確保できないなら、ベビーベッドを置く部屋から見直したほうがいいかもしれません。
5.目が届く場所
ベビーベッドに寝かせた赤ちゃんを、お母さんがそばでずっと見守るわけにいきません。トイレに行ったり、台所で料理したりと、ベビーベッドから離れる時間はあります。
日中、赤ちゃんと別の部屋で過ごす場合、赤ちゃんの様子をすぐに見に行ける場所に、ベビーベッドを置きましょう。
また、子どもが起きている時には、寝室からリビングに、ベビーベッドを移動させていました。キャスター付きのベビーベッドであれば、簡単に移動させられるので便利ですよ。
まとめ
ベビーベッドを置く部屋を決めるポイント、置く場所を決めるポイントを紹介しました。
ベビーベッドは、ベビーベッドを置くスペース、お母さん、お父さんの寝るスペースを確保できる部屋に置きましょう。
・エアコンの風が当たらない場所
・日光が直接当たらない場所
・音が響かない場所
が、おすすめです。
・お世話をしやすい場所
・目が届く場所
に、置くようにしましょう。
実際に赤ちゃんをベビーベッドに寝かせて、赤ちゃんが寝やすいか、お母さんがお世話をしやすいかを確認して、最終的な位置を調整してくださいね。